プロフィール

好奇心のままに! おうちでゴガク
Yuh

8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

サイト内検索


好奇心のままに! おうちでゴガク

2011年7月 4日 (月)

伊)この場合の名詞は単数、複数?

20110704italia.jpg入江たまよ先生のラジオ講座 「今さら聞けない文法のフシギ」 では
イタリア語のしくみや間違いやすいポイントが解説されています。
放送を聞いていると、自分には「あやふやな部分」がいっぱいあることを痛感。
それらについて再度教わって 「お~!」 「へぇ~!」 と
「!」 をいくつも感じながら聞いています。


今週のテーマは 「名詞の単数形・複数形」 。
物が 「1つ」 の時と 「2つ以上」 の時で語尾が変化することは理解できます。
ところがこの 【単数と複数】 の概念は奥が深かったのです...


-----------------------------------
【数えられない名詞=不可算名詞】 → 単数形
【数えられる名詞=可算名詞】 → 複数形
-----------------------------------
そういえば英語の授業でも「可算/不加算名詞」って習ったよなぁ。
単数・複数のどちらでも名詞が変化しない日本語にはない概念ですね。

 

 

具体的には、こんな例があげられていました。
抽象的なものは不可算名詞、具体的なものは可算名詞のようです。
------------------------------------------------------
【不可算】 molto cioccolato (多くのチョコレート/材料 ― 複数形はX)
【可算】  molti cioccolatini (多くのチョコレート菓子)
------------------------------------------------------
【不可算】 il pane (パン/全体でひとつとみなす ― 複数形はX)
【可算】  due panini (2つのパニーニ)
------------------------------------------------------
【不可算】 la musica classica (クラシック音楽/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  le canzoni di Zucchero (ズッケロの歌)
------------------------------------------------------
【不可算】 l'architettura gotica (ゴシック建築/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  i palazzi gotici   (ゴシック様式の建物)
------------------------------------------------------
【不可算】 la letteratura italiana (イタリア文学/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  i romanzi italiani (イタリアの小説)
------------------------------------------------------
【不可算】 la mela (リンゴ/リンゴ全般を指すとき ― 複数形はX)
【可算】  le mele (1個1個をイメージするとき ― 複数形を使える)
------------------------------------------------------

 

説明を読むと「ああ、そうか」と思うものの、日本語訳を見て とっさに
【可算名詞】か【不可算名詞】かを判断するのはまだ苦労しています。
すぐ頭からシューシューと湯気が上がりそう (^^;


ラジオ講座を聞いていると「日本語との表現のちがいを楽しんでください」
とのことばが色々な先生から聞こえてきます。
そういえば私、日本語とは違った新鮮さにひかれて語学の世界に一歩を
踏み出したんだっけ...(遠い目) 
日本語にない概念を感覚的に理解するにはまだまだ時間がかかりそうだけど、
長い目で少しずつ慣れていきたいです( ̄▽ ̄)ゞ

 

 

----------------------------------------------
↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。
・ [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8

・ おぼえた日記

カテゴリー:【 イタリア語 】  | 前のエントリー  | 次のエントリー

2011年7月12日 (火)

[多言語]北国からの雀の巣便り

20110712-1.jpgこちらでは、毎年6~7月頃が鳥たちの巣作りの季節です。
カラスは屋根や電柱の上から見張り、こちらが何もしなくても
巣の近くを通っただけで低空飛行をして威嚇することがあります。
かわいい我が子を守るために、神経が敏感になっているのでしょうね。


さて、夫の両親の家の換気扇に、なんとスズメが巣作りをしています。
せっせ、せっせと飛び回って草や枝などを集めてくる親鳥たち。
朝3時台の夜明けとともに、 「ピチピチ 」「 チュンチュン 」とつがい達のさえずりが
聞こえ始めます。 「今日もがんばろうね~ 」なんて会話なのかもしれません。


シャッターチャンスが中々なかったのですが、運良く何枚か撮ることができたので
みなさんにお届けします。もうすぐ、ヒナたちの「ピィピィ」と鳴く声が聞こえてくるのではと
心待ちにしています(^^)♪   (クリックで写真拡大)

20110712-2.jpg20110712-3.jpg20110712-4.jpg
20110712-4.jpg

◇◆ スズメ(カナは発音の目安)
--------------------------
【英語】   sparrow (スパろゥ)        
【ドイツ語】 Sperling (シュペるリング)        
【フランス語】 moineau (ムワノ)        
【スペイン語】 gorrión (ゴりオン)        
【イタリア語】 passero (パッセろ)        
【中国語】  麻雀 máquè  (マァチュエ)        
【ハングル】 참새   (チャムセ)        
【ロシア語】 воробéй (バらビィェーイ)

 

 

----------------------------------------------
↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。
・ [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8

・ おぼえた日記

カテゴリー:多言語  | 前のエントリー  | 次のエントリー

2011年7月23日 (土)

畳化(たたみか)

20110721.jpg

----------------------------------------------------------------------------
― 外国人が長い間日本に暮らすうちに日本の習慣に同化すること ―
----------------------------------------------------------------------------
この現象を【畳化】というのだそうです。
たしかに畳は日本を象徴するもののひとつですよね。
私がこの言葉を始めて知ったのは「 日本人の知らない日本語 」というマンガを読んだ時でした。
日本語教師が日本語教室の生徒とのエピソードをまとめたものです。


「畳化」の例として、日本での生活したあとの変化に
・母国語での会話に日本語で「うん、うん。」と相槌を打つ
・タクシーに乗るときにドアが開くのを待ってしまう
・肩が凝ったらシップを貼ろうと思う
などがありました(笑)


偶然にも今月、「テレビでドイツ語」のラインハルトさんのテキスト連載や
「まいにちフランス語」(ラジオ)の國枝先生のクイズコーナーの中で
【畳化】のことが取り上げられました。
------------------------
ドイツ語では【 Tatamiserung 】(タタミーゼるング)
フランス語では【 tatamisé(e) (タタミゼ)
------------------------
と言うのだそうです。
他の言語ではどうなのかなぁ~。
とても興味があります。
みなさんが見聞きした「畳化」のお話がもしありましたら、
聞かせていただけるとうれしいです^^

 

 

----------------------------------------------
↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。
・ [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8

・ おぼえた日記

カテゴリー:【 フランス語 】  | 前のエントリー  | 次のエントリー