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好奇心のままに! おうちでゴガク
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8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

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好奇心のままに! おうちでゴガク

2013年11月30日 (土)

【イタリア語】オオカミのように○○...
20131130.jpg
あっというまに11月も今日でおしまい。
カレンダーも残り1枚になりますね。

今月放送されたラジオ講座「まいにちイタリア語」のなかで、
オオカミが登場する言い回しがいくつか登場したのでご紹介します。
いろいろありますね~。

-------
avere una fame da lupo
(アヴェーれ・ウーナ・ファーメ・ダ・ルーポ)
「オオカミみたいな空腹を持っている」
= すごくおなかがすいている

-------
In bocca al lupo!
(イン・ボッカ・アッルーポ)
「オオカミの口の中へ!」
= 幸運を祈るよ!がんばって!

これから何かチャレンジする人へ贈る、
「幸運を!」という意味の言葉。
元々は、これから狩に出かける仲間に気合を入れる合い言葉で、
新しい局面に立ち向かおうとするときや試験を受けるときなどに
この言葉を贈るのだそうです。

これに対するおきまりの返事は、
Crepi (il lupo)!
(クれーピ・イッルーポ)
「(オオカミ) くたばれ!」
覚悟を決めた真剣勝負を応援してくれるのだと思えて
力強く言うのだそうです。

------
tempo da lupi
テンポ・ダ・ルーピ
「オオカミの天気」
= 悪天候



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カテゴリー:【 イタリア語 】

2011年7月 4日 (月)

伊)この場合の名詞は単数、複数?

20110704italia.jpg入江たまよ先生のラジオ講座 「今さら聞けない文法のフシギ」 では
イタリア語のしくみや間違いやすいポイントが解説されています。
放送を聞いていると、自分には「あやふやな部分」がいっぱいあることを痛感。
それらについて再度教わって 「お~!」 「へぇ~!」 と
「!」 をいくつも感じながら聞いています。


今週のテーマは 「名詞の単数形・複数形」 。
物が 「1つ」 の時と 「2つ以上」 の時で語尾が変化することは理解できます。
ところがこの 【単数と複数】 の概念は奥が深かったのです...


-----------------------------------
【数えられない名詞=不可算名詞】 → 単数形
【数えられる名詞=可算名詞】 → 複数形
-----------------------------------
そういえば英語の授業でも「可算/不加算名詞」って習ったよなぁ。
単数・複数のどちらでも名詞が変化しない日本語にはない概念ですね。

 

 

具体的には、こんな例があげられていました。
抽象的なものは不可算名詞、具体的なものは可算名詞のようです。
------------------------------------------------------
【不可算】 molto cioccolato (多くのチョコレート/材料 ― 複数形はX)
【可算】  molti cioccolatini (多くのチョコレート菓子)
------------------------------------------------------
【不可算】 il pane (パン/全体でひとつとみなす ― 複数形はX)
【可算】  due panini (2つのパニーニ)
------------------------------------------------------
【不可算】 la musica classica (クラシック音楽/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  le canzoni di Zucchero (ズッケロの歌)
------------------------------------------------------
【不可算】 l'architettura gotica (ゴシック建築/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  i palazzi gotici   (ゴシック様式の建物)
------------------------------------------------------
【不可算】 la letteratura italiana (イタリア文学/カテゴリ ― 複数形はX)
【可算】  i romanzi italiani (イタリアの小説)
------------------------------------------------------
【不可算】 la mela (リンゴ/リンゴ全般を指すとき ― 複数形はX)
【可算】  le mele (1個1個をイメージするとき ― 複数形を使える)
------------------------------------------------------

 

説明を読むと「ああ、そうか」と思うものの、日本語訳を見て とっさに
【可算名詞】か【不可算名詞】かを判断するのはまだ苦労しています。
すぐ頭からシューシューと湯気が上がりそう (^^;


ラジオ講座を聞いていると「日本語との表現のちがいを楽しんでください」
とのことばが色々な先生から聞こえてきます。
そういえば私、日本語とは違った新鮮さにひかれて語学の世界に一歩を
踏み出したんだっけ...(遠い目) 
日本語にない概念を感覚的に理解するにはまだまだ時間がかかりそうだけど、
長い目で少しずつ慣れていきたいです( ̄▽ ̄)ゞ

 

 

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カテゴリー:【 イタリア語 】

2011年3月 8日 (火)

「過程が大事」(伊語の中矢先生)

6ヶ月コースのラジオ講座を聞き続けていると、毎回後半の時期になるに
したがって、内容についていくのがだんだん大変になってきます。
「あらら、半年前の講座でも説明されていたのに忘れてる~」
と毎年、デジャヴュのようにくり返すワタシ( ̄▽ ̄;)


最近はイタリア語の接続法シリーズに頭がグルグルしていました。
接続法現在、接続法過去、接続法半過去、接続法大過去...(@_@)


ある日、家で以前使ったテキストをパラパラめくっていると、
「手紙で学ぶ中級文法」という講座の中に書かれていた
中矢 慎子先生のことばが目に入りました。yuh-gogaku.jpg


調べたり推測する過程が大事


これを読んで元気付けられたので、
以下に、抜粋して紹介いたします。φ(^-^)


---------------------------------------------
・正しい文法知識は大切だけど、間違いを恐れず
 書いたり話したり、どんどん言語を使うことが大切
---------------------------------------------
・ことばは「正しく使う」ためではなく、
 「言いたいことを伝える」ためにある
---------------------------------------------
・わからないことがあって当然だけど、投げ出さずに
 外国語を勉強する楽しみだと考えて、謎の解明に取り組む
---------------------------------------------
・わからないことに取り組んで、全部を理解しきれなかった
 としても、それはそれでいい。 理解しようとして
 自分で調べたり推測したりする過程が、とても大事。
---------------------------------------------


楽しくて始めたはずの語学だけど、いつの間にか言葉の迷宮に入って
右往左往することもしばしば。
そんなときにはこのメッセージを読み返して、
少しずつ自分のペースで向き合っていけたら...と思いました。


2010年度の後期講座も最終月をむかえ、あと3週間と少しになりましたね。
お世話になった講座ともうすぐお別れになる寂しさと、
新しい講座と出会うワクワクした期待が、
この時期の心の中では混ざりあっています。

 

 

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2011年2月 8日 (火)

[伊]マリア先生の多義語クイズ

20110208.jpg「テレビでイタリア語」の鈴木マリア・アルフォンサ先生の
講座「 ヴォカボリ宮殿  」では、楽しい趣向で
語彙(ヴォカボリ/ vocaboli )を紹介してくれます。


講座のテキストには毎月、マリア先生による10数ページに渡る
「お助け辞書」が収録されています。
その月に取り上げられる語彙がアルファベット順にならび、
個々の単語にまつわるイタリアの風習や情報、
例文、慣用句などが紹介されています。


そして、テレビ講座では毎月最後の週に「ことば七変化」
というコーナーがあり、「お助け辞書」の中から
「多義語」を当てるクイズが出題されます。


先月はこんな問題が出題されました。
------------------------------
【問題】
(1)それは薄いけれど,ボリュームがある。
   ( È sottile ma ha sostanza.
(2)それは,準備したり,壊したりできる。
   ( Si prepara e si rompe.
(3)それが2つあれば演奏することができる。
   ( Se ne hai due puoi suonarli.
------------------------------
さて、(1)~(3)の意味を合わせ持つ単語とは...

 

 

【答】piatto (ピアット)でした。
問題文(1)の答えは「料理」,(2)は「皿」,
(3)は「シンバル(複数形のpiatti)」。
イタリア語の piatto にはこれらの意味があるのです。
たしかに「シンバル」は皿の形に似ていますよね。


マリア先生は「 語彙数を増やしていく方法 」として、
「強烈な映像やエピソードと一緒に覚えること」を提案しています。
たしかに、自分が間違って恥ずかしい思いをした単語や
相手に通じてうれしかった単語は、ずっと記憶に残っているように感じます。


もうひとつのアドバイスは「 いろいろな場面でしつこく
何度も記憶を引っ張り出すことが大事 」とのことでした。


私は辞書を引いてチェックを入れた単語の記憶を
キレイサッパリなくしてしまうことがよくあります(^^;
「忘れたらまた見て思い出す」、このくり返しが必要なのだな~と
改めて感じました。

 

 

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2010年11月 9日 (火)

イタリアのコーヒーは十人十色。

20101108.jpg10月から、「テレビでイタリア語」では
鈴木マリア・アルフォンサ先生とマッテオさんのお二人による
in Umbriaが放送されています。


3ヶ月間のこの講座の舞台は、イタリア中部にある「ウンブリア州」。
毎回お二人が、農家のお宅やカフェ、小劇場、サラミ店など
町のあちこちに出かけて様々な風景を紹介してくださいます。


先月訪れたバールでは、ベテランのバリスタがお客さんひとりひとりの
コーヒーの好みに応じて、エスプレッソを出していました。お見事でした!
それから、コーヒーの飲み方のバラエティの多さに感心。
メニューの中から選ぶのではなく、自分の好みを伝えて作ってもらうのです。
自分好みの濃さ、温度、香りでコーヒーを淹れてもらうスタイルって
素敵な楽しみ方だな~と感じました。


コーヒーの飲み方をあらわす表現にとても興味があったので、
こちらに記しておきます( ̄▽ ̄*)

 

 

◇◆
caffe ristretto  濃い目のエスプレッソ
caffe doppio  ダブル・エスプレッソ
caffe lungo  薄目のエスプレッソ
caffe doppio ristretto  濃い目のダブル・エスプレッソ


macchiato freddo コーヒーに冷たい牛乳を数滴入れる
macchiato caldo  コーヒーに暖かい牛乳を数滴入れる
macchiato con latte freddo a parte コーヒーと暖かい牛乳を別々に頼む
latte macchiato 牛乳に数滴のエスプレッソを入れる


un caffe bollente con latte freddo e schiuma di latte caldo
熱々のエスプレッソに冷たいミルクを入れて、温かいミルクの泡

 

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2010年10月25日 (月)

[イタリア]10/25は世界パスタデー

20101025.jpgタイトルのとおり、今日は「世界パスタデー」なのだそうです。
偶然知ったのですが、みなさんはご存知でしたか?


1995年10月25日にイタリア・ローマで「第1回世界パスタ会議」が
開催されたことが由来だそうです。
1998年からはパスタの魅力をメディアや消費者にアピールするために、
「世界パスタデー」を祝って販売促進キャンペーンが行われているとか。
「運営委員会」は、イタリアパスタ製造業者連合会を中心に、世界各国の
パスタ業者の連合会や協会で構成されているそうです。
知らなかったな~。


「パスタ」という言葉も、いまではすっかり日本に浸透しましたね。
イタリア語の「pasta」は、俗ラテン語の pasta (生地、練りもの)に由来すると
Wikipediaのサイトに書かれていました。
同じ語源をもつものに、英語 paste (ペースト)、フランス語 pâté (パテ)
などがあるそうです。


パスタといえば、種類がとても豊富ですよね。
スパゲティ、マカロニ、ラザニア、ラビオリなどなど...
ああ、名前をならべているだけでおなかが空いてきます。
Ho fame! (オ・ファーメ/おなかすいた!)  ( ̄д ̄*)ギュルルル ~

 

 

◇◆Pasta  -----------------------------------------------------
spaghetti (スパゲッティ)  [複数]スパゲッティ  (単数は spaghetto
maccheroni (マッケろーニ)  [複数]マカロニ  (単数は maccherone
lasagne (ラザーニェ)  [複数]ラザニア  (単数は lasagna
ravioli (らヴィオリ)    [複数]ラビオリ (単数は raviolo

 

 

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2010年9月21日 (火)

[伊]柔らかく練り上げるニョッキ

20100917.jpg先日、テレビ講座 で トスカーナ料理の「とうもろこし粉のニョッキ」
の作り方が紹介されました。


私が知っているニョッキは、ゆでてつぶしたジャガイモと小麦粉とを混ぜて
こねて、小さく丸めてゆでたものです。
モチモチと弾力があって、トマトソースやクリームソースで食べるのが大好き(^o^*)
今回もそういう料理だと思っていたら、違う仕上がりのお料理でした。


とうもろこしの粉を熱湯に少しずつ振り入れて混ぜ、1時間近くかけて
やわらかく練り上げ、トマトソースと おろしチーズを
たっぷりかけていただくのです。
このような やわらかく練り上げるニョッキがあることを、
今回初めて知りました。色々あるんだな~、イタリア料理。
んーーー、これも美味しそう!!

 

 

◇◆Gnocchi di farina gialla  (とうもろこし粉のニョッキ)
   イタリア語のページ に作り方が載っています
------------------------------------------------
【ニョッキの材料】
farina gialla (ファりーナ・ジャッラ/とうもろこし粉) 直訳:黄色い小麦粉
acqua (アックア) 水
sale (サーレ) 塩
burro (ブーろ) バター
---------------------------------------------
【トマトソースの材料】
pomodori pelati (ポモドーり・ペラーティ)ホールトマト/複数形で缶詰の湯むきトマト
cipolla (チポッラ) たまねぎ
carota (カろータ) にんじん

 

 

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2010年6月14日 (月)

[伊]クリーミーなお食事クレープ

  20100614-1.jpg    20100614-2.jpg                          ↑ クリックで拡大

 

テレビでイタリア語 の「キッチンでひとこと覚えよう」の
コーナーを毎回楽しみにしています。
ヴィオレッタさんがトスカーナ料理を作るようすが画面に映し出され、
目と耳で味わいながらイタリア語に触れることができる、
しあわせな時間です。

 


今回は「フィレンツェ風クレープ」という伝統料理が紹介されました。
ゴガクルのイタリア語のページに 作り方 が載っています。
甘いデザートではなく、第一の皿(primo piatto)
として食べられる お食事のクレープです。


チーズと ゆでた ほうれん草をクレープに包んでお皿にならべて、
ベシャメルソースを上にたっぷりかけて、オーブンで焼いて作ります。
「ほうれん草」と「ベシャメルソース」の組み合わせは、
「フィレンツェ風」の料理によく見られるのだそうです。


 

グラタンには欠かせないこの白いソース、イタリアでは元々
「サルサ・コッラ」(粘り気のあるソース)という名前でした。
それが後に、フランスの宮廷料理人「ベシャメル公爵」の名前にちなんで
「ベシャメル・ソース」と呼ばれるようになったとのこと。


実は私、グラタンに使われるホワイトソースがなぜ「ベシャメル・ソース」
と呼ばれているのか気になっていたんです。テレビでイタリア語 の
テキストで由来を知って、すっきり解決しました(^-^)
そして、イタリア語でクレープを意味する「 crespelle 」(クれスペッレ)
は布地の ちぢみ、ちりめん「 crespo 」(クれスポ)に由来するそうです。


イタリアの「フィレンツェ風クレープ」も、フランスのそば粉のクレープ
「ガレット」も、お食事メニューですね。チーズやハム、卵を乗せて焼いた
ガレットも好きな食べ物のひとつです。
もちろん、甘いおやつクレープも好き。やわらかな皮の食感がたまりません。
なんだかとてもクレープが食べたくなってきました!

 


◇◆----------------------------------
crespelle (クれスペッレ)クレープ
alla Fiorentina (アッラ・フィオれンティーナ)フィレンツェ風の
spinaci (スピナーチ)ほうれん草
besciamella (ベシャメッラ)ベシャメル・ソース
salsa (サルサ)ソース
colla (コッラ)のり,接着剤,粘り気のある

 

 

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2010年6月 7日 (月)

[伊]カタカナの記憶/ケベラコーザ

20100607-2.jpg今日は朝からとてもいいお天気でした。
そして、出勤しようとドアを開けたら
空気が「暖かかった」のです。 ひんやりしていない。
気温は何と 14度!
北海道の中でも気温の低い地域に住んでいる私。
10度以下の気温に体が慣れてしまっていたので、
とても心がウキウキしました。

 

青空と太陽に感謝しながら通勤路を進むうちに、
中学か高校の頃に習った歌の記憶が突然よみがえりました。
「 ケベラコ~ザ~ ♪...」
ああ、たしかこれは教科書に載っていた「 オー・ソレ・ミオ 」の
最初の部分だ。音楽室でカタカナの歌詞を歌わされたっけ。


sole (ソーレ)は「太陽」,mio (ミオ)は「私の」,だから
「私の太陽」という意味なんだなぁ。
あっ、「ケベラコ~ザ~」って歌い出しは もしかしたら
イタリア語の「 ケ・ベッラ・コーザ 」のことかも?!


ちょっとネットで調べてみました。
その結果は...
----------------------
Che bella cosa
(ケ・ベッラ・コーザ)
「なんと/美しい/もの」
----------------------
正解!
突然 学生時代に習った歌を思い出したのも驚きだけど、
当時ナゾだった歌詞の意味が25年後にわかったことに感動。
語学のおかげで、昔の謎が解けました( ̄▽ ̄)v


こちら に、三大テノール(パヴァロッティ,ドミンゴ,カレーラス)の歌う
 「 O sole mio 」の動画があります。すてきな歌声にうっとり...
  オー・ソレ・ミオは、1898年に作られたナポリ民謡です。

 

 

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2010年5月31日 (月)

[多言語]トマト (赤と金色)

   20100531.jpg                           ↑ クリックで拡大

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◆◇(カナは発音の目安)
【英語】   tomato  (トメィトゥ)
【ドイツ語】 Tomate (トマーテ)
【フランス語】 tomate  (トマート)
【スペイン語】 tomate   (トマテ)
【イタリア語】 pomodoro  (ポモドーろ)
【中国語】  西红柿 xīhóngsì
【ハングル】 토마토   (トマト)
【ロシア語】 помидóр (パミドーる)
----------------------------------------------------


これからの季節、真っ赤なトマトが美味しくなってきますね。
イタリア語では 「pomodoro」 といいます。
 テレビでイタリア語 によると、pomodoropomo d'oro のことで
pomo = 丸いもの(,りんご)   d'oro = 金色の という意味なのだそうです。
そういえばイタリアの音楽祭「 Zecchino d'oro 」は「金貨」の意味だったなぁ。


中南米からスペインを経由してヨーロッパ全体に広まったトマト。
イタリアでは、フレッシュなトマトが ピッツァやパスタなど、
様々な料理に使われていますよね。

 

EURO24の企画でイタリア人のキアーラさんが作ったランチも、
パスタのソース用にトマトを使っていました。
 (1) たっぷりのミニトマトを小さく切る
 (2) オリーブ油で炒めた玉ねぎに加えて、弱火で煮詰める
 (3) 塩で調味して、ちぎったバジリコを入れる
 (4) ゆでたての熱々パスタをドーン!とからめる
 (5) お皿に盛って、おろし器でチーズをたっぷり ふりかける


あまりにも美味しそうで、番組中に私のおなかはずっと"グ~グ~" ...
毎度のことながらいつも食欲旺盛です( ̄▽ ̄;)ゞ

 

 

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2010年5月24日 (月)

[伊]カンツォーネの定番単語

  20100524-1.jpgイタリアの歌謡祭 「サンレモ音楽祭」 が今年60周年を
迎えたとの記事が、ラジオテキストにありました。


La Repubblica紙 が過去60年間の参加曲の歌詞を見て
よく使われる単語を調べたところ、ダントツだったのが
-------------------------------------
1位 amore (アモーれ/愛) 約 3,500 回
2位 cuore (クオーれ/心,気持ち) 約 1,500 回
-------------------------------------
だったそうです。


あとに続いたのは、こちら。
-------------------------------------
3位 vita (ヴィータ/生命,人生)
4位 mondo (モンド/世界)
5位 giorno (ジョるノ/日)
6位 notte (ノッテ/夜,夜中)
-------------------------------------
20位まで発表されていましたが、その中には
sogno (ソーニョ/夢)
stella (ステッラ/星)などもありました。


日本のポップスにも出てきそうな言葉がズラリ。
歌う気持ち ― 「音楽」 に国境はないんですね。 

 

 

イタリアの歌といえば、ラジオ「まいにちイタリア語」で
20100524-2.jpg「ジュークボックス・イタリアーノ」 という講座が
ありました。(2008.10 ― 2009.3 放送)


「イタリアのラジオ番組」 をイメージしたつくりの
講座で、鈴木マリア先生がDJとしてイタリア語で
トークしながらイタリアン・ポップスを紹介して
くれました。
言葉はぜんぜん聞き取れなかったけど、
コトバの響きや曲を楽しめるので
毎週金曜の放送日が待ち遠しかったものです。


なんというか、メロディーやリズムは自然と
心にスッと入ってきて心地いいんです。
音楽っていいですね(^-^)

 

 

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カテゴリー:【 イタリア語 】

2010年5月21日 (金)

仏・西・伊]似たもの動詞/紙・書・難
 

20100520.jpgタイトルに挙げた3つの言語 ―
フランス語,スペイン語,イタリア語は
「ラテン系の言語」 や 「ロマンス語」 とも
言われている、姉妹言語です。
単語や文法で似ている部分があって、
ラジオ講座を聞いている時に 「アッ、そっくり~」
と感じることも少なくありません。


そこでふと、
「3言語の動詞の活用を見比べてみようかな」
と思い立ちました。
裏が白い紙とエンピツを用意して、準備はOK。


動詞「来る」の活用を、3言語で書いてみることに。
本を見ないで自力でチャレンジ、できるかな?


.....パッと書けたのは半分くらいでした。
予想以上に記憶が飛んでる!( ̄д ̄;|||)
思い出すまで、かなり時間がかかりました。


知っている」 と 「言える,書ける」 は別物だと痛感。
記憶をひっぱり出す訓練」 はとても大事ですね。
たまに思い出さないと、どんどん頭の中にうもれてしまう。
日常生活でも、年齢とともに物忘れが...(汗)


できる範囲で少しずつ、単語などを思い出す機会を
作っていきたいと思いました(^_^;ゞ

 

 

【 フランス語 / venir (ヴェニール)「来る」 】

主語
活用形
発音
意味
 je
 viens  ジュ・ヴィヤン  私は来る
 tu
 viens  テュ・ヴィヤン  きみは来る
 il/elle
 vient  イル(エル)・ヴィヤン  彼(彼女)は来る
 nous
 venons  ヌ・ヴノン  私たちは来る
 vous
 venez  ヴ・ヴネ  あなた方(きみたち)は来る
 ils/elles
 viennent  イル(エル)・ヴィエンヌ  彼ら(彼女ら)は来る

 

【 スペイン語 / venir (ベニール)「来る」 】

主語
活用形
発音
意味
 yo
 vengo  ジョ・ベンゴ  私は来る
 tú
 vienes  トゥ・ビエネス  きみは来る
 él/ella/usted
 viene  エル(エジャ/ウステッ)・ビエネ  彼(彼女/あなた)は来る
 nosotros
 venimos  ノソートロス・ベニモス  私たちは来る
 vosotros
 venís  ボソートロス・ベニス  きみたち(あなたたち)は来る
 ellos/ellas/ustedes
 vienen  エジョス
(エジャス/ウステデス)
 ・ビエネン
 彼ら
(彼女ら/あなた方)
 は来る

 

【 イタリア語 / venire (ヴェニーレ)「来る」 】

主語
活用形
発音
意味
 io
 vengo  イオ・ヴェンゴ  私は来る
 tu
 vieni  トゥ・ヴィエニ  きみは来る
 lui/lei/Lei
 viene  ルイ(レイ/レイ)・ヴィエネ  彼(彼女/あなた)は来る
 noi
 veniamo  ノイ・ヴェニアーモ  私たちは来る
 voi
 venite  ヴォイ・ヴェニーテ  きみたち(あなた方)は来る
 loro
 vengono  ローロ・ヴェンゴノ  彼ら(彼女ら)は来る

 

 

 

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カテゴリー:こんな風にゴガク

2010年5月17日 (月)

[伊]あこがれのメッザルーナ

20100517-1.jpg                          ↑ クリックで拡大します

 

 20100517-2.jpg私は語学講座のお料理コーナーで、キッチン用品を見るのが
とても楽しみです。イタリアのもので私がとても魅力を
感じているのが、「メッザルーナ」(mezzaluna)です。


 メッザ(mezza)は「半分」、ルーナ(luna)は「月」のことで、
半月」 と言う意味の道具です。
両端の取っ手を持って左右にゆらしながら食材をたたくと、
みじん切りが手軽にできます。


 肉のオーブン焼きに使う「にんにく,ハーブ,粒コショウ」を
細かく刻み合わせたり、スパゲティのソース用に
「玉ねぎとにんじん」を刻んだり...


 調理中の映像を見てファンになり、ネットで通販などがないか
探しましたが、いまのところ情報が得られていません。
玉ねぎのみじん切りを作るとき、最後に包丁を左右にゆらして
「メッザルーナ気分」を味わっています( ̄▽ ̄;)ゞ

 

 

 今回の「 テレビでイタリア語 」で作ったトスカーナ料理は
フィレンツェ風 豚肉のオーブン焼き」でした。
骨付きの豚ロース塊肉にハーブ類をすり込んで
オーブンでじっくりこんがり焼き上げる料理です。
下ごしらえのときにメッザルーナが登場し、にんにくやハーブを
ガリゴリ刻んでいました。
ああ、私もいつか使ってみたいなあ~。


「フィレンツェ風 豚肉のオーブン焼き」のレシピ
(ゴガクルのイタリア語内)

 

 

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カテゴリー:【 イタリア語 】

2010年5月11日 (火)

[伊]ランプレドットのパニーノ

      「 テレビでイタリア語 」で紹介されたランプレドットlampredotto
 のパニーノ( panino )がとても美味しそうでした。


20100510.jpg ランプレドットはフィレンツェの伝統料理。牛の第4胃をメイン
に、セロリなどの野菜と塩コショウで煮込んだものです。
イタリア風牛モツ煮ですね。
 そのまま食べることもあるけれど、人気なのがこれを具にした
パニーノです。番組では市場や街角にあるお店を訪れ、
調理の様子がリポートされました。

 


 お店の人が大きなお鍋から湯気の立つアツアツな
ランプレドットを取り出し、ナイフで豪快にダンダン!と
リズミカルな音でカット。そして、パンの上に
ランプレドットをドーン!


 そして、味はお客さんのお好みで。
塩,コショウ,サルサ・ヴェルデ(緑のソース。イタリアンパセリ
やニンニク入り),唐辛子のソースなどから選べます。

 


 ランプレドットの屋台は町の中心から郊外の道路脇まで、
あちこちにあって夜遅くまで人々でにぎわっているそうです。
日本のラーメンみたいですね。
 もしランプレドットの屋台が北海道にあったら、ふらりと
立ち寄って「サルサ・ヴェルデと唐辛子ソースで」と
注文してみたいなぁ!( ̄▽ ̄*)

 

 

◇◆-----------------------------------------------
il lampredotto (ランプれドット) 牛の第4胃
sale (サーレ) 塩
pepe (ペーペ) コショウ
salsa verde (サるサ・ヴェるデ) 緑のソース
olio piccante (オーリオ・ピッカンテ) 辛い油
Sembra buono (センブら・ブオーノ) おいしそう

 

 

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2010年4月15日 (木)

[伊]窯(かま)でコトコト煮るお料理

  20100414.jpg                    ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

 「 テレビでイタリア語 」では今週から、「キッチンでひとこと覚えよう」が
始まりました。ヴィオレッタさんがTVカメラの前で、毎週トスカーナ料理
作ってくれます。日本とは違うキッチン道具や、調理中のフォークの使い方などを
見るのも楽しみのひとつです。
  その上、食材や調味料、レシピの説明をイタリア語で見聞きできるのが
とても新鮮。テキストには原文と和訳が載っているから、安心♪( ̄▽ ̄)

 

 

 

 今回のトスカーナ料理はPeposo」(ペポーゾ/牛肉の黒こしょう煮込み)
( →  レシピはこちら
時間はかかるけれど、お鍋に材料と調味料を入れたら、
とろ火でじっくりコトコト煮込めばできあがり、という うれしいレシピです。
 ワインや こんがりトーストしたパンとともにいただくと
美味しいそうです。たまりませんね~( ̄▽ ̄*)♪
 ペポーゾ(牛肉の黒こしょう煮込み)は、14世紀頃に、れんがを焼く窯のすみで、
レンガ職人が火の番をするついでに肉を煮込んだのが、始まりと言われているそうです。

 

 

 

 エネルギーを有効利用した、いま風に言うとエコな料理ですね。
20100414-2.jpgそういえば私が子どもの頃にも、ストーブの熱を利用していました!
石油ストーブの上にアルミホイルと丸いパンを乗せて温めるのです。
こんがり&ふっくらして美味でした。
 古い木造校舎の高校に通っていた時には、クラスメートが

石炭ストーブで焼きイモを作ったり、昼食時に蒸発皿のお湯で

レトルトカレーを温めていたっけ...


 話がそれましたが、語学のおかげでなつかしい出来事を

思い出しました( ̄▽ ̄*)ゞ

 

 

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2010年4月 6日 (火)

[イタリア]旅と料理、ジェスチャー

20100406.jpg                     ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

2010年度の「 テレビでイタリア語 」は、以下のコーナーがメインになっています。
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EURO24(ユーロ24)...文法や生活習慣にたのしく触れる (← 参考記事
キッチンでひとこと覚えよう
...ヴィオレッタさんの美味しそうなトスカーナ料理を通して、レシピや食材の名前、
   フレーズや文法を紹介。
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講師は入江たまよ先生
イタリア語初心者の萬田久子さんへ、イタリア人のルカさんレオさん
身振り手振りを交えてイタリア語だけを話します。
萬田さんは、音やジェスチャーから意味を推測するのです。


これは外国語をその言語で直接学ぶという
ダイレクト・メソッドという方法なのだそうです。
単語を聞き取ったり、意味を推測することがとても大事なのだと
たまよ先生がおっしゃっていました。
単語を表現するジェスチャーに注目していきたいと思います♪

 


ラジオ講座 は、月~水が旅行会話で、木・金が初級文法強化の講座。
旅のフレーズを学んでいく講座「ローマへ行こう!」は、
6ヶ月シリーズを3つの段階に区切って構成されています。
少しずつステップアップしていく仕組みのようです。

●4-6月 基本フレーズをおぼえる
●7-8月 基本フレーズを応用して使う練習
●9月  特別編
(内容は未公開)


日本在住のイタリア人、マッテオさん
イタリア暮らしが長い日本人、粟國(あぐに)さん
おしゃべりがとても楽しいです。 講師の富永先生との
3人のお話もなごみムードで、いい雰囲気です。
テキストにイタリアの写真やミニ情報のコラムが豊富にあって
眺めているだけでも楽しくなってきます。


そして「初級文法をきわめよう」は、京藤先生の講座です。
テレビ講座で人気だった「文法戦隊イタレンジャー」で
文法解説をしていた先生です。


さあ、今年度も楽しく音と文字に触れていくぞ~( ̄▽ ̄*)

 

 

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2010年2月 6日 (土)

伊)書取特訓講座-ルナは月?1時?

  20100205-1.jpg                    ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

毎週木・金に、ラジオ「まいにちイタリア語」で放送中の「 弱点克服ディクテーション特訓講座 」。
講師の リッカルド・アマディ先生 が作った短めの文章問題を聴いて、
リスナーの私たちがせっせと紙に書き取っていくレッスンです。


お題は短い物語や小さなエッセーなど。 書き取りは自分にとって
ムズカシイけれど、色々なお話に出会えるのが毎回楽しみです。


課題文が流れるのは3回。
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回目は自然な速さの朗読。まずは書かずに耳慣らし。内容を大まかにつかむのが目的。
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回目はゆっくりとした朗読。ここで書き取り開始! イタリアの学校での方式に習って、
文中に書く「」「」「"」などの記号も読み上げられるので、それも書き取ります。
イタリア語ではカンマは「virgola/ヴィるゴラ」、ピリオドは「punto/プント」と言います。
---------------------------------------------------------------
回目は2回目より少し早めの朗読。聴きながら、書き取れなかった部分を埋めて終了。
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毎回知らない単語がたくさん聞こえてくるのですが、放送中は悩んでいる時間がありません。
聞こえたままに走り書き! 知らない単語の「つづり」をいくつも書き当てたときは、
気分爽快です( ̄▽ ̄)ゞ (← おいおい、ちゃんと練習して語彙を増やさないと!)


でも、ディクテーションがそんなに甘いワケがない...
この前のレッスンの時に、朗読ではっきりと「 ルナ 」という音声が聞こえました。
イタリア語で「」をルナというので、自信満々に luna と書いたら、不正解。


正解は「1時」という意味の l'una でした。まったく同じ発音だったのです。
同音異義語の中でどれが正解かを選ぶには、文を読んで判断するしかありません。
単語力のなさは大きな弱点だと、改めて思い知らされました。2つの単語がつながって聞こえて
1つに書いたり、1つの単語を2つに分けてしまったり、ミスだらけ。

 

 

書き取った紙は取っておいて、後で答えあわせをしています。写真で
下段に鉛筆で走り書きしているのが放送中に書き取ったメモ(一部分)です。
そして上段にペンで書いているのが正解文。
聞きまちがえたつづりは赤ペンで書き込んでいます。
あ~...「L」と「R」、「B」と「V」を見事なまでに聞き間違えてる!(写真をクリック)
  20100205-2.jpg  でも、めげずに続けますよ~( ̄д ̄)/

 

 

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2009年12月 4日 (金)

イタリア発のTOPO GIGIO,祝50歳!

20091204.jpg                     ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

前々回の記事「 黒ネコのタンゴ♪はイタリア生まれ 」を書く時に、
その曲が誕生した音楽祭「ゼッキーノ・ドーロ」の情報をネットでさがしていたら
なつかしいキャラクターの名前を見つけました。
その名は『トッポ・ジージョ』! 服を着たねずみの人形(パペット)です。
音楽祭のゲストキャラクターとして出演したと書かれていました。


1959年に人形操演者のマリア・ペレゴさんによって生み出され、
イタリアのテレビ人形劇のマスコットとして人気が出たのだそうです。
マリアさんは現在80歳代半ばで、今もジージョの番組制作などにかかわり続けています。
「世界の子供たちは、使う言葉は違ってもジージョの同じせりふに泣いたり笑ったりしてきた。
だから、日本でも愛されるのでしょう」というコメントが印象的でした。
日本上陸は66年で、翌年からテレビで連続人形劇が放映開始。歴史があるんですね。


ジージョのお決まりのセリフ「何てこったー!」は、ご当地イタリアでは
Cosa mi dici mai.」(コーザ・ミ・ディチ・マイ)と言うそうです。
1959年生まれだから、今年でちょうど50歳か~。
ちなみに「topo」はイタリア語で「ねずみ」のこと。
ジージョは愛称で、本名は「トッポ・ルイス」なんだそうです。


イタリア語のラジオ講座を聴いていたおかげで、めぐりめぐって
トッポ・ジージョのいろんなことを知ることができました。
語学を少しずつかじるようになってから、いろんな事に対して前よりも関心を
持つようになった気がします。好奇心アンテナ、万歳( ̄▽ ̄)♪

 

 

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2009年11月26日 (木)

黒ネコのタンゴ♪はイタリア生まれ

  20091125.jpg                    ↑ クリックすると大きい写真が見れます

 

黒ネコのタンゴ」は1969年に男の子(皆川おさむさん)が歌って大ヒットした曲。
実はこの歌、イタリア生まれだったのです。
20(金)放送のラジオ講座「 イタリア音楽への招待 」でその事実を知りました。


原曲のタイトルは「Volevo un gatto nero」(黒猫が欲しかった)。
番組ではイタリア人の女の子(4歳)の歌声が流れて、その可愛らしさに私は
メロメロになってしまいました( ̄▽ ̄*) 


この曲が誕生したのは、イタリアで毎年11月に開催されている「Zecchino d'Oro
(ゼッキーノ・ドーロ音楽祭)というコンクール。
「子どものための歌を子どもが歌い子どもが審査する音楽コンクール」として、
1959年から年1回開催されています。


この音楽祭が目指すのは子どものための音楽を作って広めることで、
主な目的は、生涯思い出として残る幸せな時を子どもたちに贈ること
だそうです。
音楽祭の様子はイタリア国営放送を通じてヨーロッパ全土に放送
されているとのこと。日本では放送されいるのでしょうか? 今回の講座では
イタリア,日本,ベラルーシ,スウェーデンの子どもの歌声が流れました。


子どもたちが世界各地の歌を知ることは、色々な文化や国を知るきっかけにも
なりそうですね。とても素敵なことだなーと思います( ̄▽ ̄)♪

 

 

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2009年10月23日 (金)

[イタリア語]フォルテとピアノ

ラジオ講座「 イタリア音楽への招待 」が気に入っています。
毎週木曜日の「音楽用語編」が特に楽しみ!
今日の音楽用語は「 forte 」と「 piano 」でした。

20091022.jpg

 


forte/フォるテ】
●日本の音楽用語の解釈
 「強く」
●イタリア語のニュアンス
 人や物が物理的、精神的に耐えてがんばれる強さ
 「力がある,丈夫だ,痛み・薬の強さ」「才能」「とても多くの」
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Quell'uomo è forte. (あの男の人は力持ちだ。)
Oggi ho un forte mal di testa. (今日は頭がすごく痛い。)
La matematica è il mio forte. (数学は私の得意科目だ。)
Lui mangia forte. (彼はたくさん食べます。)

 


piano/ピアノ】
●日本の音楽用語の解釈
 「弱く」
●イタリア語のニュアンス
 「普通の,一般的な」「建物の階,ゆっくり」「音量を下げる」
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È un concetto piano. (それは一般的な考えです。)
La mia stanza è al secondo piano. (私の部屋は2です。)
Piano, piano. ゆっくり、ゆっくり。)
Parla piano. 静かに話して。)

 


音楽用語とイタリア語本来のニュアンスの開きが興味深いですね~( ̄▽ ̄) 
ここで関 孝弘先生が教えてくださったエピソードをひとつご紹介します。
イタリアでは楽器のピアノpianoforte (ピアノフォルテ)と言います。
ピアノフォルテはチェンバロという楽器から生まれました。
チェンバロと違って、音の強弱を自由に段階を追って表現できるので
piano forte の2つの言葉がそのまま楽器の名前になったんだそうです。


 ※関 孝弘先生のピアノコンサートが11/1(日)に東京で開かれます。
  北海道から飛んで行けたらなぁー!

 

 

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2009年10月 2日 (金)

ラジオ「イタリア音楽への招待」

10月から始まったこの講座を担当するのは、ピアニストの関 孝弘先生
奥様のマリアンジェラさん(東京音大イタリア語講師)とともに
レッスンしてくださいます。 毎回イタリア音楽が何曲も流れるので、
とてもたのしいです( ̄▽ ̄)♪


  20091002.jpg毎週木・金に放送されるイタリア語応用編には、テーマが2つあります。
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(木)[用語編]音楽用語とイタリア音楽を通して、イタリア人の感性に迫る
(金)[音楽編]音楽の話題を通して、イタリアの音楽をより身近に感じる
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この講座を聴いて「へぇ~!」と思ったのは、音楽用語の解釈
音楽用語はほとんどが「イタリア語」なんだけど、イタリア語本来の
ニュアンスと日本語での解釈にちょっと差があるそうなんです。
日本では「p は弱く,f は強く,Allegro は速く」など強弱・速度を表します。
私が小・中学校の頃にピアノを習っていた時も、そう教わりました。


でもイタリアでは「演奏のニュアンスを伝える」のが目的なのだそうです。
日本では「速い」という意味の「Allegro/アッレーグろ」は
イタリアでは「陽気な・明るい・楽しい」雰囲気で、「喜び,しあわせ」を
感じて演奏してくださいね、というような意味合いがあるそうです。


もし私が子どものころに「Allegro」本来のニュアンスを知っていたら、
「速く弾く」だけではなく「明るく楽しく」弾いていたかもなぁ...
今後もたくさんの音楽用語やイタリア音楽が登場予定。楽しみ( ̄▽ ̄)♪


そうそう、10/1放送の講座で 「ドレミファ...という音階の名称はイタリア語」
という話がありました。その時流れた「ドレミの歌」が、なんと「テレビで
イタリア語」のマリア先生たちの歌声だったんです! 2007年のテレイタ
特別回の時に流れた歌だ~! マッテオさんたち3人組が黄色い帽子を
かぶって幼稚園の服を着て歌っていたはず(笑) なつかしかったな~。

 


来週一週間、下記サイトで番組が聴けます。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/italian/kouza/index.html

(ドレミの歌は10/1放送の開始後2分すぎ)

 

 

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2009年7月 5日 (日)

マリア先生のクイズショーで語学

20090705.jpg                      ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

7月から「 テレビでイタリア語 」の新シリーズが始まりました。
タイトルは「ヴォカボリ宮殿~歌って踊るクイズショー」!
昨年度の「文法戦隊イタレンジャー」同様、毎回番組の最初には
メンバー全員がテーマソングを歌い踊ります。文法ユニット(?!)の
「形容詞ガールズ」や「副詞ボーイズ」も登場して今回もにぎやかそう♪


クイズショーでは毎回次の中からひとつをテーマにして出題されます。
 「歴史」...歴史上の偉人やできごとを楽しく紹介
 「偉大なるパロディー」...名作映画などをアレンジ
 「インタビュー」...イタリアの「いま」について
 「ことば七変化」...多義語を覚えるための「なぞなぞ」
第一回のテーマは「歴史」で、古代ローマの英雄「ユリウス・カエサル」から出題されました。


テキストにも楽しいコーナーがあります。
その週に出てきた単語がキーワードになっている「クロスワード」や、
その月に登場する単語をまとめて掲載した「お助け辞書」。
辞書にはマリア先生の面白い解説や例文、慣用句、ミニ情報などがあって楽しく読めます。


ゴガクルのイタリア語のページにあるブログ「 製作者の現場から 」によると、
単語を効果的に覚えて忘れにくくできないかと熟考を重ねた結果、
強烈な映像やエピソードといっしょ」に覚えることが
印象に残って効果的だという意見にまとまったのだそうです。


クイズや歌やCMでたのしみながら単語を印象付けて覚える作戦って
いいですね。私も自分で描いた絵とセットで単語が記憶されている
ことがあったりします。
音とコトバ」「イメージとコトバ」など、
小さなこどものように直感的に記憶できたら印象に残るのかな。
これからも色々五感を使った方法をためしてみたいです。
みなさんの「こんな方法をしているよ」というお話がありましたら
ぜひお聞かせ下さい( ̄▽ ̄)


・CMや形容詞ソングの動画はこちら(NHK語学番組のサイト)
http://www.nhk.or.jp/gogaku/italian/tv/index.html

・CMに出演したヴィオレッタ先生のイタリア家庭料理レシピ集(ゴガクルのサイト)
http://gogakuru.com/recipe/tv_italian/

 

 

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2009年4月 4日 (土)

[イタリア] 新講座感想 TV,Radio

20090403.jpg                  ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

テレビでイタリア語」の初回放送(朝の再放送)を見ました。
講師は2007年度にテレビ講座で「バス停の立ち話」や「テレビ通販」など
のスキットが大好評だった鈴木マリア・アルフォンサ先生

 

お待ちかねの新講座の感想は...楽しかったです、とっても!!!
スキットの舞台は、先日このブログでも紹介したイタリア中部のウンブリア州
マリア先生とマッテオさんが毎週、あちこちに出かけて行き、その場所にちなんだ
単語やフレーズを教えてくれます。
今月は、緑に囲まれた場所でゆっくり暮らすファミリーにお呼ばれしたり、
ペルージャの町を散策したり、バール(軽食喫茶)で注文したり...
まるでいっしょに旅をしているような楽しい雰囲気です♪

 

スキットのセリフは全部イタリア語だけど、ずっと日本語字幕が出ているし
ミニ文法コーナーもあるので始めたばかりの人も安心して内容を楽しめます。
何年目かの人はイタリア語のシャワーをたっぷりあびて耳試しをできます。
マリア先生といっしょに町歩き気分、楽しいですヨ( ̄▽ ̄)

 

   *     *     *     *

 

ラジオ「まいにちイタリア語」は、入門編と応用編の2本仕立て。
月~水は入門編「田舎でのんびりホームステイ」で、
木・金は「シェフになるためのイタリア語講座」。

 

入門編は月曜日が「聞く日」(問題はナシ)
火曜日が「理解する日」(練習問題あり)
水曜日が「しゃべる日」(会話練習あり)と目標があって取り組みやすいです。

 

応用編は日本人女性がイタリアで料理修行をするというストーリー。
料理用語倍増計画」というコーナーでは色々な調理器具の呼び名を教わったり、
おいしいコラム」ではイタリアのトマトの品種や利用法、チーズの格付けや
歴史が紹介されたり...内容はちょっとむずかしいけど、料理がテーマなので
とても興味深くて楽しいです。食べ物関係、うれしいな~( ̄▽ ̄)

 

 

 

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2009年3月24日 (火)

イタリアTV新講座はスローライフ

20090324.jpg                  ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

来週から始まるテレビの新講座のタイトルは
テレビでイタリア語 in UMBRIA」。
舞台となるイタリア中部の州「ウンブリア」は緑多き街で、
そこに住む家族のスローライフをマリア先生とマッテオさんが
リポートしてくれます。

 

イタリアの大自然を満喫できそうで、とってもたのしみ♪
この講座、おどろいたのはテキストに放送内でのセリフ
すべて収録されているんです!
初回の分だけでも、左ページに原文、右ページに和訳の
レイアウトで全22ページありました。
見開きページの片隅には「ウンブリア こぼれ話」という
マリア先生のコラムがいくつも載っていて、文化や習慣
などを楽しく知ることができます。


スキットを読んでみたら、緑に囲まれたお宅の庭を散策したり、
キッチンやいろいろなお部屋を紹介してもらったり、食事を
ごちそうになったり....と、和訳を読んでいるうちに
まるで自分が体験しているような気分になれました。
実際にテレビの映像を見るのが待ち遠しいな~


いま、ひとつ試してみたいことがあります。
番組で放送される会話が全部テキストにのっているので、それを
見ながらテレビから流れるイタリア語の「音の強弱」や「リズム」を
声マネ(シャドーイング)をすること。
これでイタリア語特有のメロディーが身についたらうれしいんだけどなー。
ものはためし、来週からチャレンジだ( ̄▽ ̄)♪

 

 

 

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2009年2月14日 (土)

[イタリア語]早口言葉,LとR

20090214.jpg                   ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

 

テレビ講座で、イタリア語の早口言葉のコーナーがありました。
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Sopra la panca la capra campa,  sotto la panca la capra crepa.
ソープら ラ パンカ ラ カープら カンパ      ソット ラ パンカ ラ カープら クれーパ
ベンチの上でヤギは生きてる、          ベンチの下はヤギが死んじゃう

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sopra ...... [前置詞]~の上で
panca ...... [女性名詞]ベンチ
capra ...... [女性名詞]ヤギ
campa ...... [動詞] やっと暮らす,生きのびる (campare の3人称単数現在形)
sotto ...... [前置詞]~の下で
crepa ...... [動詞]<俗語>死ぬ (crepare の3人称単数現在形)

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イタリア人男性3人組は、合唱隊の白いベレー帽と白いケープで登場して
早口言葉にチャレンジ。判定するマリア先生は黒い神父様の服で登場。
これはもしや、昔の人気TV番組「○時だよ!○○集合!」の少年少女合唱団の
早口言葉コーナー?! 30代以上の人にはわかるはず ...... おもしろかったです。

 


今回の早口言葉はただでさえ舌をかみそうな上に、
「L」と「R」それぞれの発音をきちんと言おうとすると
かなりムズカシかったです。
Lは上前歯の裏の根元に舌をしっかりつけて、離しながら発音。
Rはイタリア語の場合、舌先を軽くはじくようにトゥルッと(巻き舌)発音。
上手く言えると「イタリア語っぽい」気分を味わえます。ぼちぼち練習しようっと♪

 


それにしても、どの国にも「早口言葉」ってあるんですね。
言語の数だけ早口言葉があるのかな~
レオ,ルカ,マッテオの3人組は日本の早口言葉にもチャレンジしていました。
「カエルぴょこぴょこ......」の「みぴょこぴょこ」が言いにくそうでしたヨ( ̄▽ ̄)

 

 

 

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2009年2月 7日 (土)

[イタリア語] 洗濯ばさみ工作

20090207.jpg                  ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

 

テレビ講座で紹介されていたんですが、イタリアの小学生はみんな
母の日やクリスマスに洗濯ばさみを使った工作を作るんだそうです。
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●材料は、木製の洗濯ばさみと木工用ボンド。
●金具を取ってバラバラにした洗濯ばさみの背にボンドをつけて貼り合せる。
●こうしてできたパーツをさらにボンドで貼り合わせて形を作る。
●パーツを上手に組み合わせて「ローソク立て」などにして完成!
------------------------------------------------------
テレビ講座に出演中のレオは、完成するまで何日もかかったんだそうです。
こどもが時間をかけて作ったプレゼントをもらったら、
イタリアのマンマも感激だろうな~(´▽`).。.:*・゜☆.。.:*・゜

 

 

 

 【洗濯バサミ[女性名詞]
 単数形 → molletta (モレッタ)
 複数形 → mollete (モレッテ)
 ------------------------------------

 mollettamolla (バネ,ぜんまい,きっかけ)の縮小辞。
 「小さなばねのついた道具」のことを意味し、
  ヘアピンやクリップも molletta といいます。

 

 

 

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