10月から始まったこの講座を担当するのは、ピアニストの関 孝弘先生。 奥様のマリアンジェラさん(東京音大イタリア語講師)とともに レッスンしてくださいます。 毎回イタリア音楽が何曲も流れるので、 とてもたのしいです( ̄▽ ̄)♪
毎週木・金に放送されるイタリア語応用編には、テーマが2つあります。 ---------------------------------------------- (木)[用語編]音楽用語とイタリア音楽を通して、イタリア人の感性に迫る (金)[音楽編]音楽の話題を通して、イタリアの音楽をより身近に感じる ----------------------------------------------
この講座を聴いて「へぇ~!」と思ったのは、音楽用語の解釈。 音楽用語はほとんどが「イタリア語」なんだけど、イタリア語本来の ニュアンスと日本語での解釈にちょっと差があるそうなんです。 日本では「p は弱く,f は強く,Allegro は速く」など強弱・速度を表します。 私が小・中学校の頃にピアノを習っていた時も、そう教わりました。
でもイタリアでは「演奏のニュアンスを伝える」のが目的なのだそうです。 日本では「速い」という意味の「Allegro/アッレーグろ」は イタリアでは「陽気な・明るい・楽しい」雰囲気で、「喜び,しあわせ」を 感じて演奏してくださいね、というような意味合いがあるそうです。
もし私が子どものころに「Allegro」本来のニュアンスを知っていたら、 「速く弾く」だけではなく「明るく楽しく」弾いていたかもなぁ... 今後もたくさんの音楽用語やイタリア音楽が登場予定。楽しみ( ̄▽ ̄)♪
そうそう、10/1放送の講座で 「ドレミファ...という音階の名称はイタリア語」 という話がありました。その時流れた「ドレミの歌」が、なんと「テレビで イタリア語」のマリア先生たちの歌声だったんです! 2007年のテレイタ 特別回の時に流れた歌だ~! マッテオさんたち3人組が黄色い帽子を かぶって幼稚園の服を着て歌っていたはず(笑) なつかしかったな~。
来週一週間、下記サイトで番組が聴けます。 http://www.nhk.or.jp/gogaku/italian/kouza/index.html
(ドレミの歌は10/1放送の開始後2分すぎ)
---------------------------------------------- ↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。 [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8 http://gogakuru.exblog.jp/ |
私のこの放送を聴いて楽しんでいます。日本では「速い」と解釈されてきた「Allegro/アッレーグろ」は、イタリアでは「陽気な・明るい・楽しい」雰囲気で、「喜び,しあわせ」を感じて演奏すべき、というのは驚きでした。今後もどんな意外な言葉が出てくるのか、期待で一杯です。
投稿者: シュタイントギル | 2009年10月 2日 22:34
日時: 2009年10月 2日 22:34
「Allegro/アッレーグろ」が明るくシアワセな演奏というのは、まさに
衝撃を受けました。 新しい世界が広がった、うれしい驚きでした(^-^)
コメントをいただきありがとうございます。
シュタイントギルさんと同じように、私も期待でワクワクしています。
音と言葉、そして感性 - とても興味深いテーマですね。
きっとこれからは楽譜を開いて用語を目にしたとき、イメージする表現に
新たな広がりができていくんでしょうね。とてもたのしみです!
投稿者: Yuh | 2009年10月 2日 23:29
日時: 2009年10月 2日 23:29
はじめまして。
芸術の秋に相応しい応用編ですよね。
「ドレミファ...という音階の名称はイタリア語」
日本では、ハニホヘトイロハですね。
ハ長調とかニ短調とかの「調」は日本音階のようですねぇ
・・・
音楽は得意ではありませんが、ちょっと楽器を始めたので神田神保町の古本屋さんで超入門の「楽典」を買ったのの受け売りです。
英語、ドイツ語だと音階はCDEFGABC・・・だとか。
そしてハ長調は英語だとC major、ドイツ語だとC dur
ニ短調はD minor, D moll だそうです。
フランス語は出てないです・・・イタリア語のままかな?
そいうえばクラリネットが壊れて音のでないあの歌はフランス語の歌でしたよねぇ????
歌詞にはドレミがでてましたよね、確か・・・・
イタリアでタクシーに乗ってスピードを出しすぎで怖かったら「Moderato!!」と叫ぶとスピードが中くらいになるとか・・・・
投稿者: thym | 2009年10月 3日 00:01
日時: 2009年10月 3日 00:01
thymさん、はじめまして。「ハニホヘトイロハ」を中学校の音楽の時間で習った
ことを思い出しました。 その時に「日本独特の和音階にはファとシの音がない」と
聞いた気がします。たしかに、「レミソラド~♪」と楽器で音を出すと、雅楽のような
「みやび」な響きを感じます( ̄▽ ̄*)
ドイツ語の「C dur/ツェー・ドゥア」や「D moll/デー・モール」は、子どもの頃に
ピアノの先生がちょこっとだけ教えてくれたことがあったので、なつかしかったです!
thymさんのおかげで20年前の記憶がよみがえりました(笑)
ところで、「クラリネットをこわしちゃった」がフランス歌曲だってこと、初めて知りました!
子どもの頃に不思議な響きだと思っていた「オ・パッキャマラドは」
「Au pas, camarade」だったのですね!!! ネットで歌の動画を見つけて何回も
聞きました。thymさんに感謝です。
イタリアでは「Moderato!!」と叫ぶとスピードが中くらいになるんですね(笑)
音楽用語でも「中くらいの速さで」とならった気がします。
色々と楽しい話題をありがとうございました!
投稿者: Yuh | 2009年10月 3日 09:07
日時: 2009年10月 3日 09:07