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好奇心のままに! おうちでゴガク
Yuh

8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

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好奇心のままに! おうちでゴガク

2014年1月 8日 (水)

Barcelonaから北海道へ旅した封書
2014年になって最初の投稿です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!


先月、エアメールを初めてスペインへ送った話を書きました。
今日は「その後」のことをお話しします。

「スペイン←→日本」の郵便物配送の日数は調べた結果「9日間」。
クリスマスカードをポストに投函してから、毎日指折り数えて
心の中でカウントダウンしていました。
玄関を通るだびに、無いと思いつつもポストを見ながら心はそわそわ...

そして12月31日に、ついにクリスマスカードが届きました。
バルセロナの消印は12月16日だったので、
郵便物が混み合う時期で予定より遅れたのかもしれません。
待っていた時間が長く感じられましたが、その分ワクワク感も
たくさん味わいました。

20140108.jpg

封筒をしっかりと持ち、切手のデザインや消印の文字など
ひとつひとつにときめきながら封を開けました。
カードにはこう書かれてありました。

Querida amiga Yuh :
Deseamos que pases una ¡Feliz Navidad!
y te deseamos también un ¡Próspero Año Nuevo!

「Yuh、良いクリスマスをお過ごしください!
 そしてよいお年を!」

直筆の文字をながめながら昨夏の出会いを思い出し、
心があたたかくなりました。

語学をはじめたころの初心に返って、今後も細々続けていきたいです。
習っては忘れ、をくり返しながら...(´д`)ゞ



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querida        親愛なる
querida amiga (手紙)拝啓
deseamos < desear 願う
pases < pasar   過ごす



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↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。
・ [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8

・ おぼえた日記


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藤原:

お元気にご活躍で何よりです。残寒お見舞い申し上げます。
今日、買い物で地域のスーパーを二軒ほど訪ねました。二軒目の西友・西町店の買い物の序に、「ミスタードーナツ」で、おやつにを買って行こうかと陳列棚を見ていましたら、先客の50歳後半から60歳位の西洋人のご婦人に微笑み掛けられました。Yuhさんではありませんが、少し胸が(言語脳が?)ドキッ(ズキン?)と反応しました(年のせいか青少年時代ほどではありませんでしたが・・・)。お顔を拝見し、「どこの国の人だろう???」と思いました。そのご婦人はドーナツを3個も買って「お召し上がり」で、座席へ。僕は懐具合もあり、パートへ行っている女房の分と2個を買って帰る間際、札幌訛の日本語で、「失礼ですが、お国はどちらですか?!」と尋ねました。するとドーナツを食べていたご婦人は、指で少し口を拭いて「チリ!」と答えてくれました。僕はイスパニア語・スペイン語は全く知りませんので、やはり日本語で「スペイン語(圏)ですね!」と言ったら、大きく頷いていました。恐らく、ご主人が日本人で、こちらに住んでおられるので、日本語も理解するようでした。店員さんとの会計のやり取りも日本語でした。最近は、外国人には英語で話し掛けるのを止めています。それは、観光客でない外国語在住者の多くが日本語を解する人が増えた上、英語は国際共通語であっても、取り敢えず日本語で話して反応を見る事が大事であると、ある言語社会学者が書いていたからです。話し掛けられた外国人が必ずしも英語を好んでいるとは限らず、もしかしたら話せないかもしれない。僕が大学時代、北大大学院に留学していた、ポーランド人研究生夫婦に得意になって、ロシア語で話し掛けた事がありました。その人達はインテリであり、たまたま寛大なポーランド人だったから、先方もロシア語で反応してくれましたが、僕にロシア語で話されたので、顔が少し強張っていたのでした。今にして、我ながら失敗至極で、相手に対しては失礼千万、迷惑千万だった事でしょう。当時のポーランドやチェコの東欧諸国では(少なくとも、ブルガリアと東ドイツ以外は)、ロシア語は嫌われ言語の筆頭だったからです。しかし、第一必修外国語でした。NHKテレビ・ロシア語講座の初代講師で、その後、ラジオ講座を長く担当された、故・新田実先生(東外大名誉教授)は、札幌大学助教授時代の1968年(昭和43)の夏、モスクワ大学の夏期セミナーに参加の帰路、チェコに立ち寄りましたが、首都のプラハでチェコ人たちが全くロシア語を話してくれないので、閉口したと僕に話してくれたことがありました。言語は野生の動物と同じで、精神状態が落ち着いていれば、子犬や子猫のようでも、ある時には凶暴になるものです。言葉は生き物なんですね。人間にのみ与えられた特権なんです。
余談になりましたが、スペイン語にも目を向ける切欠になりました。長文になりましたので、これで筆を擱くが賢明ですね。
長々と失礼致しました。今後の企画に期待致します。

藤原:

追伸 山田善郎『スペイン語の決まり文句』(実日新書、1971年刊)が古い本ですが、本棚にあったので、読むことにしました。スペイン語文化に開眼できれば幸いに思っています。

Yuh Author Profile Page:

◆藤原さんへ
チリ出身のご婦人との出会いを微笑ましく拝見しました。
言葉を交わすことができて楽しいひとときだったでしょうね。
この出会いをきっかけに、藤原さんのスペイン語の世界が広がっていくかもしれませんね。
「取り敢えず日本語で話して反応を見る事が大事」、なるほどと思いました。
今度機会が訪れたときに意識してみます。

Yuh Author Profile Page:

◆藤原さんへ
スペイン語に関する本が既に本棚にあったのですね。
藤原さんの様々な言語へ対する関心の高さにいつも感心しています。

藤原:

この前、チリ人女性と日本語で対話した事を書きましたが、請負出向の帰りに乗っていた列車が一時停止していたJR手稲駅で、再びホームにいるこの女性の姿を見てビックリ!。日本人の友人たちと別れを惜しんでいる様子で、アルコールが入っているようでした。投げキッスをするなど、やはりラテン系の女性は明るい民族性があると思いました。すると突然後ろを向き、僕と目が合い、当方の顔を暫く見ておられました。前回話し掛けた時は、僕が冬の帽子を被っていたのですぐには思い出せなかったと思いますが、見覚えのある顔だと思った事でしょう。もしかしたら、45歳位の方かもしれません。今度またお会いできれば、スペイン語の事を尋ねてみたいです。スペイン語はまだ学習していませんが、先日、アマゾンで佐藤久美子『NHK楽しいスペイン語』(芸林書房)を取り寄せました。著者は、1980年代にラジオ講座を担当されていた先生で、この本もその頃のテキストをまとめたものです。

Yuh Author Profile Page:

◆藤原さんへ
なんという偶然なのでしょう!思いがけない再会にわたしもドキンとしました。
投げキッスが目に浮かびます。 またお会いできる機会が訪れるといいですね。
入手された本の著者はラジオ講座を担当されたこともあるのですね。
80年代のラジオ講座のテキストといえば英語しか見たことがありませんが
他言語のテキストの内容も興味があります。


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