2014年2月24日 (月)
飲食店での出会3-気持ちを言葉に!
自分の目の前に立っているのは、まさにいま厨房から出てきたご主人。 なにか言いたい。あぁ、なにから言えばいいんだろう...。 そのとき、ラジオ講座で聞いた言葉が心の中にうかびました。 ----------------------------------------------- 「まず、ひとこと言ってみて。 そしてプラスひとこと、がんばってみよう。 大切なのは、正しく言えるかどうかよりも、気持ちを伝えること」 ----------------------------------------------- ラジオ講座「英会話タイムトライアル」のソレイシィ先生が 放送中にいつも励ましてくださるメッセージでした。 よし。すこしずつ 気持ちを単語にしていこう。 心のスイッチがカチッと切り替わって、たまに言葉に詰まりながら ひとことずつ思いをカタチにして発していきました。 ----------------------------------------------- 你的菜都非常好吃! 我们都幸福了。 (あなたの料理はどれもとても美味しくて、私たちは幸せです。) 我们北海道人。从钏路来了。明天回去。 (私たち、北海道出身で釧路から来たんです。明日帰ります。) 我的汉语不好。汉语很难,不过我喜欢汉语! (中国語はヘタなんです。ムズカシイけど、好きです!) 每天早上我听着广播汉语讲座。 (毎朝、ラジオの中国語講座を聴いています。) 我说的汉语...你听懂了吗? (ワタシが話している中国語...わかりましたか?) ----------------------------------------------- 時折言いよどむ私を見守りながら聞いていたご主人は、 「听懂了。」(わかりますよ。)と言ってから ニコニコしながら中国語で話し始めました。 お話は聞き取れたり、わからなかったりでしたが、わかった言葉を つなぎ合わせて内容を推測しながら会話をしました。 たぶんご主人も、私が発音するつたない言葉の端々から 内容を察してくれたんだと思います(´д`)ゞ おおよその内容は、ご主人が北京出身であること、 ハルビンにもいたことがあってとても寒い地域だったこと、 日本に来て15年になること、接客するときの日本語は 実際に接しながら少しずつ覚えていったこと...などでした。 最後に、 「我们一起拍照...可以吗? 我想给你一张照片!」 (いっしょに写真を撮るの...いいですか? あなたに写真を差し上げたいんです!) と たどたどしく言ったところ、笑顔で応じてくれました。 住所の入った名刺をいただき、私も自分の連絡先をメモして渡しました。 胸が高鳴る経験でした。 (つづく) --------------------------- Nǐ de cài dōu fēicháng hǎochī! Wǒmen dōu xìngfú le. Wǒmen Běihǎidào rén. Cóng chuànlù lái le. Míngtiān húi qù. Wǒ de Hànyǔ bù hǎo. Hànyǔ hěn nán, búguò wǒ xǐhuan Hànyǔ! Měitiān zǎoshang wǒ tīngzhe guǎngbō Hànyǔ jiǎngzuò. Wǒ shuō de Hànyǔ...nǐ tīngdǒng le ma? Wǒmen yīqǐ pāi zhào...kěyǐ ma? Wǒ xiǎng gěi nǐ yī zhāng zhàopiàn! ---------------------------------------------- |