「テレビでイタリア語」の鈴木マリア・アルフォンサ先生の 講座「 ヴォカボリ宮殿 」では、楽しい趣向で 語彙(ヴォカボリ/ vocaboli )を紹介してくれます。
講座のテキストには毎月、マリア先生による10数ページに渡る 「お助け辞書」が収録されています。 その月に取り上げられる語彙がアルファベット順にならび、 個々の単語にまつわるイタリアの風習や情報、 例文、慣用句などが紹介されています。
そして、テレビ講座では毎月最後の週に「ことば七変化」 というコーナーがあり、「お助け辞書」の中から 「多義語」を当てるクイズが出題されます。
先月はこんな問題が出題されました。 ------------------------------ 【問題】 (1)それは薄いけれど,ボリュームがある。 ( È sottile ma ha sostanza. ) (2)それは,準備したり,壊したりできる。 ( Si prepara e si rompe. ) (3)それが2つあれば演奏することができる。 ( Se ne hai due puoi suonarli. ) ------------------------------ さて、(1)~(3)の意味を合わせ持つ単語とは...
【答】piatto (ピアット)でした。 問題文(1)の答えは「料理」,(2)は「皿」, (3)は「シンバル(複数形のpiatti)」。 イタリア語の piatto にはこれらの意味があるのです。 たしかに「シンバル」は皿の形に似ていますよね。
マリア先生は「 語彙数を増やしていく方法 」として、 「強烈な映像やエピソードと一緒に覚えること」を提案しています。 たしかに、自分が間違って恥ずかしい思いをした単語や 相手に通じてうれしかった単語は、ずっと記憶に残っているように感じます。
もうひとつのアドバイスは「 いろいろな場面でしつこく 何度も記憶を引っ張り出すことが大事 」とのことでした。
私は辞書を引いてチェックを入れた単語の記憶を キレイサッパリなくしてしまうことがよくあります(^^; 「忘れたらまた見て思い出す」、このくり返しが必要なのだな~と 改めて感じました。
---------------------------------------------- ↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。 [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8 http://gogakuru.exblog.jp/ |
語彙を増やす・・・
本当になかなか増えません。
最近は憶えるよりも、忘れる方が早いような感じです。
強烈な印象、なかなか単語を覚えるときにはないですねぇ・・・
投稿者: ごーや | 2011年2月10日 07:05
日時: 2011年2月10日 07:05
◆ごーやさん、私も覚えるよりも記憶がうやむやになる方が早いです( ̄д ̄;ゞ
単語の記憶に結びつける「強烈な印象」を単語の数だけ見つけるのは大変そうだけど、
【忘れたらまた思い出す】の方は試せそうですね。
今朝放送されたドイツ語のラジオ講座では、番組恒例の「抜き打ちミニテスト」がありました。
今までの約4ヶ月間に放送されたレッスンの中から、「重要表現」の【日本語訳】が4問くらい
読み上げられます。私たちはその日本語を聞いて、頭の中でドイツ語にして答えを言うのです。
これがとっさになかなか... 私の場合は半分言えればいいほうです。
毎回自分の忘れっぷりにショボーンですが、そんな私に講師の大谷弘道(こうどう)先生
の言葉は励ましを与えてくれます。
【忘れてもかまいません。忘れたことをもう一度おさらいすると、忘れにくくなります。
このくり返しを楽しんでいきましょう!】
気長に続けていきたいと思います(^-^)
投稿者: Yuh
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2011年2月10日 07:54
日時: 2011年2月10日 07:54
単語の記憶は、辞書や単語集の例文、テキスト本文にある文章や表現と一緒に覚えるのが一番良いやり方といいます。我々が国語辞典を引いて意味を検索した場合、必ず例文を確認することからも始まりますね。
最近は、国語辞典、漢和辞典、外国語辞典の研究と編纂の水準が高くなり、情報に対応した辞書が多くなっているのは有り難いですね。あとは、入手した人が如何に辞書をフルに引いて読むかにかかっているでしょう。言語能力の向上は偏に辞書にあると言えませんか?
投稿者: 藤原 | 2011年2月10日 23:05
日時: 2011年2月10日 23:05
◆藤原さん、辞書の存在はとてもありがたいですね。
自分の知らない単語を教えてもらい、自分が忘れてしまった単語を
また思い出させてもらっています。巻末の動詞活用表にもお世話になるし、
何気なくパラパラめくって「コラム」を読むのも楽しかったりします。
なのに、あまり頻繁に引いていないのが現状ですが(^^;ゞ
頼りになる存在なので、見る機会を少しずつ増やしていきたいです。
投稿者: Yuh
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2011年2月11日 20:25
日時: 2011年2月11日 20:25