プロフィール

川本佐奈恵
32歳で英語をスタート。 英会話スクール English Timeを経営。
毎週日曜日には英会話カフェ Sunday English Time を運営。

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川本佐奈恵 You can do it!

2008年12月21日 (日)

失敗の数だけ成長する

英語を上達させようと思ったら次のことをクリアしなければなりません。


・ 恥をかきましょう
・ 失敗は笑い飛ばしてしまえ
・ プライドって何だっけ?


英語は完璧に話す必要はありません。また正確に話す必要もありません。相手は必ずわかってくれます。正確なセンテンスを組み立てているよりも口から出してしまったほうが勝ちです。


ところが英語を始めて間もない頃は、なかなかこれができないんですよね。言うためには勇気がいる。そして、そうやって勇気を出して英語を口から出したにもかかわらず、相手が「えっ?」というような顔をしようものならもうパニックになってしまう。「やっぱり私の英語は通じない」なぁ~んて思ってしまうんですね。


私も何度、いや、何百回、何千回とそんなことを繰り返してきたことか。目の前にプライドがぶら下がっているうちはしゃべれませんでした。「もう、プライドって何だっけ?」と思った頃から、だんだんと英語が話せるようになってきました。失敗しても恥ずかしがることはないのです。あっはっは、と笑い飛ばしてしまえば上達は早いのです。


教室で子どもたちに英語を教えていて、うまく発音できなかったり、間違って言ってしまったりした子には、すかさず、「エライ!! I LOVE your mistakes.」と声をかけるようにしています。そして「英語はたくさん間違って口から出した子のほうが上手になるからねえ。」と呪文のように唱えています。


おかげで教室の中はシーンをすることがありません。英語は失敗しながらどれだけ口から出したかでしゃべれるようになるかならないかが決まってきます。失敗した数だけ成長するのです。



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赤ワイン:

毎回 なるほどなぁ・・・と思う記事ばかり!!
本当に為になります。
どんなに勇気を頂いているか!!感謝です。

プライドは捨てなくてはいけませんね♪
私はいつもプライドが邪魔しています・・・・
子供のようになりたいです。

毎日チェックして記事がアップされるのを楽しみにしております。

熊猫:

你好!初次見面(はじめまして)。

全くその通りです。はずかしい~っていうプライドとはおさらばですね・・・・・
その代わり「英語で話す」ってプライドを持ちたいものです。これって、英語でのコミュニケーションのプライドですかね!?

請多関照!(どうぞよろしく!)

すぎもと:

たびたびお邪魔します。

『子供のように』ミスをこわがらない姿勢は本当に必要ですね。7歳の娘に、昨日『英語で11は、ten-one て言うの?』と聞かれました。大笑いして、eleven だと教えましたが、全く納得がいかないようでした。じゃあ、12は、ten-two なの?・・・と続きます。でも内心、『よくぞ、聞いてくれたぞ我が娘!』という気分でした。中学生だったら恥ずかしがって聞かないかもしれませんね。『どうしてかはわからないけど、きっと理由があるんだろうね』と、親の宿題になってしまいました。どうしてなんでしょうね? Sanae さん。13から19も、日本語と英語とちょっと違いますよね。どうしてなんでしょう?

21からはtwenty-one と、日本語と同じになるんですけどね・・・。

私自身も、完璧である必要はないから、100%相手に伝わって、次のアクションへつながれば成功だと思っています。

本当に大事なことは(というか、この人から得るものはある、と思わせれば)、native もきちんと聞いてくれます。まずそう思わせることが、大事ですね。ここまで来ると、『品格』の問題のような気がしないでもないですが(笑)。

Sanae:

赤ワイン さん


コメントありがとうございます。毎日チェックしてくださっているのですか?ありがとうございます。では、もっと頻繁に更新できるよう頑張りますね。赤ワインさん、ありがとう。あなたのそういった言葉がけがあるからこそ私も前に進めるのです。感謝しているのはこちらのほうです。


英文科卒でもないし海外経験がない私でも、しかも30をとうに過ぎた頃、ゼロから英語をはじめ、英会話学校にも通わず、今こうして英語の世界を垣間見ながらいられるのは、多くの挫折と失敗を繰り返して、それでもあきらめなかったからだと思います。


これから英語を始めようとしている人たちに、あるいは、英語の上達が見えなくて苦しんでいる人たちに少しでも希望を持って欲しい、あきらめずに続けていれば必ずいい時がやってくるから、それまで辛抱してかじりついて欲しい。そう願ってこのブログを書いています。


それは英語の勉強に限らず、何に対してでも言えることだと思っています。


プライドを捨て、恥をかくって本当に勇気のいることです。 失敗しちゃったら落ち込むのではなく、失敗をもとに起き上がる自分に拍手をして頑張りましょうね。

Sanae:

熊猫さん


こんにちは。コメントありがとうございます。えー、黒猫さんは英語の他に中国語も話すのですか?すごいなあ~。


私は自分の下手な英語に開き直ったころからだんだんと話せるようになったんですよ。失敗を恥と思わなくなると逆にジョークも出てきたり、思わぬ収穫もあります。七転び八起きの精神、転んでもワラをつかんで立ち上がるのです。なぁ~んて言ってはみるものの、プライドを捨てるまでは5年くらいかかったかなあ。


これからもよろしくお願いします。

Sanae:

すぎもとさん


コメントありがとうございます。すぎもとさんのお嬢さんは賢いですねえ~。さすが、すぎもとさんのDNAが入っています。


すぎもとさん、日本語で数を数えるとき、1本(いっぽん)、2本(にほん)、3本(さんぼん)って数えるじゃないですか。どうして、「ぽん」「ほん」「ぼん」と変わった言い方をするのでしょうねえ。「いちほん」「にほん」「さんほん」でもいいじゃないですか。


このへんが答えられると、きっと、ten-one、ten-two の問題も解決するのだと思います。もし、私の生徒が ten-one、ten-two って数えたら、ハグしてキスして花まるあげちゃいますけどね。

すぎもと:

Sanae さん

私なんて、スタートが Sanae さんより早かっただけで、努力や実力、恥をかいた数では、圧倒的に負けていますよ。もっと、native と仕事する回数がもっと増えたら、上達が早くなるのに、と思っています(それか退化がすでに始まっているかも?)。

ten-one や、ten-two と堂々と言ってくれて良いと思っています。今は、強制的に直そうと思っていません。自然と正しい英語を楽しみながら、努力しながら、習得してくれたら、それでいいと思っています。

でも、何故11、12を eleven, twelve と言うのか? 考えたこともありませんでした。1年は12月、時計の文字は12まで、ということと関係あるのだと思いますが、親に課せられた宿題と言うことにしておきます(まずは、馬越先生のような言語学者に聞きたい気分・・・)。

どうして、13はthirteen なんでしょうね? three とはかなりかけ離れていますし・・・。中学校だったら、『そういうことになっているから覚えなさい』となるんでしょうね。

熊猫:

佐奈恵さん


コメント、謝謝!
いえいえ、私の中国語はまだまだ会話までは達していません。でも第二外国語?を勉強する事によって、今までにやってきた英語と、更に母国語のいい三角関係?が生まれるのに気づきました。それは、それぞれの言語が持つ「プライド」ですかね!?(笑)


これからも「ハズカシイ~」ってプライドは捨てて、勇気を持ったプライドでガンバロウ!と思います。

最後に毎週観てる「テレビで中国語」から、いいフレーズを・・・
「開口説 順極了!(口を開けば、もうペラペラ!)」


再見!

Sanae:

熊猫さん
勇気を持ったプライドですね。私もそれでがんばりますわ!間違えてしまって恥ずかしいと思う気持ちではなく、間違えながらもがんばって他の言語を口から出した自分を褒めるんですね。ハイ!それでいきましょう。

Sanae:

すぎもとさん
うん、恥をかいた数は私が圧倒的に勝っているハズ!これからも勝ち続けちゃいますよ。おバカな失敗は今でもよくしております。


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