2011年11月24日 (木)
Q
疑問文のセンテンスの時は自分で答えを考えて 返事をする練習をしています。 でも簡単な質問にもすぐ答えるのは難しいです。 特に Aren't you ~? Don't you ~? にはてこずっています。 アドバイスいただければうれしいです。
A
私も最初の頃は、良く混乱しました。
一緒に来ないの?
うん、ごめん、行けない。
彼が誰だか知らないの?
うん、知らないよ。
「うん」のところは Yes と考えてしまいがち。英語では Do you ~ で聞かれようが、Don't you ~ で聞かれようが事実がネガティヴなであれば No で答え始めます。
ところが慣れないうちは、ついつい「あれれ?どっちで始まるんだっけな?」 と迷ってしまいます。迷ってしまうのは当然です。日本語の特性がそうさせるのですから。うまくとっさに答えられない自分を責めてはいけません。
ま、間違ってもしょうがないか!
まずはこう思うことです。不思議なもので、「間違ったらどうしよう」とか「上手に話さなくっちゃ」と思っているときは、固くなってうまく答えが出てこないのに、「ま、いいか!」と思った瞬間に意外と言葉って出てくるものなのです。
間違ってしまったら、あっはっは!と自分の間違いを笑い飛ばして修正すればいいだけのことです。
Do you know who he is? (彼が誰だか知っている?)
No, I don't. (ううん、知らない。)
Don't you know who he is? (彼が誰だか知らないの?)
No, I don't. (ううん、知らない。)
Are you coming with us? (一緒に来る?)
No, I'm afraid I can't. (ううん、ごめん、行けない。)
Aren't you coming with us? (一緒に来ないの?)
No, I'm afraid I can't. (ううん、ごめん、行けない。)
ちょっと上級者になったら
I'd love to but I can't. I will have to go to some other place.
(ぜひ行きたいんだけどね。ちょっと他に行かなきゃいけないところがあってダメなの。)
なんて答えられたらカッコ良いですねえ~。
日本語の考え方を普段から変えてみるというのはいかがですか?
例えば、
一緒に来ないの?
ううん、ごめん、行けない。
彼が誰だか知らないの?
ううん、知らないよ。
これが無理な場合は、思い切って、Yes, No の部分はカットしてから答え始めるというのもアリです。
一緒に来ないの?
ごめん、行けない。
彼が誰だか知らないの?
知らないよ。
あとは、やっぱり練習あるのみですかね?
たくさん練習して、たくさん失敗しながら自分のものにしていきませんか?
うわぁ 詳しくて分かりやすい説明ありがとうございます。
もう感激しています!
是非、何度も何度も練習して 自然に言えるように頑張ります!
「音まね」今日は47と48を練習しました。これは私には一番難しいです。3回目でもまだまだ難しい。
スムーズに言えるまで何度も頑張ります!
初コメントで佐奈恵さんの名前間違えてました。何度も読み返したのに 気づかず申し訳ありませんでした。
投稿者: サクラソウ | 2011年11月24日 20:44
日時: 2011年11月24日 20:44
サクラソウさん、お返事遅くなってしまってごめんなさいね。『音まね』も毎日練習してくださっていて、ありがとうございます。嬉しいです。Lesson 47 You've got to ~で始まるセンテンス、Lesson 48 You've got to で始まるセンテンスですね?そうですねえ、結構難しいですよね。特に Lesson 48 は難しかったかな?長いセンテンスのところは、3分割くらいにして練習するとうまくいきます。例えば
You've got to bring your running shoes with you to practice.
(練習にはランニングシューズを持参しないといけません。)
この文章は思い切って、3つに分けてしまいます。
You've got to bring
your running shoes with you
to practice
練習するときは、後ろからしてください。
to practice
to practice
to practice
3回くらいで大丈夫かな?
your running shoes with you
your running shoes with you
your running shoes with you
your running shoes with you
your running shoes with you
これはちょっと長いので、5回~10回くらい、うまく言えるようになるまで
次は、今の2つをくっつけて
your running shoes with you to practice
これを5回~10回くらい。
次に
You've got to bring
を3回くらい練習して
最後に全部を合体
You've got to bring your running shoes with you to practice.
覚える単語が3つだと思って練習するといいですよ
(You've got to bring) (your running shoes with you) (to practice.)
スラッと言い終えると気持ちが良い!この快感をたくさん味わってくださいね。(^o^)/~
えっ?私の名前が間違っていたですって?ぜぇ~んぜん気づきませんでしたぁ♪
サクラソウさん、またよろしくお願いいたします。
投稿者: 川本佐奈恵 | 2011年11月24日 21:35
日時: 2011年11月24日 21:35
これはもうやるしかないですね!
今から、もう一度この難しいlesson47,48
3分割で寝るまでやってみまーす。ありがとうございました♪
投稿者: サクラソウ | 2011年11月24日 22:22
日時: 2011年11月24日 22:22
サクラソウさん、ありがとうございます。完璧にできるまでやらなくてもいいんですよ~。最初は3分割したそれぞれの部分がスラスラと言えるようだったら、それでヨシ!としてくださいね。いつか必ずできるようになるときがきます。無理をしない、でも毎日やる、それが大事です。ご一緒に練習できたらいいのにねえ~。
投稿者: 川本佐奈恵 | 2011年11月25日 02:42
日時: 2011年11月25日 02:42
昨日はスラスラ言えて もう完璧なんて思っても 次の日に 昨日はどんな文だったかなぁ?って・・・ 思い出せないんです。
あれっ!何にも覚えてないわぁ。
覚えなくてもいいというお言葉を信じて しっかり忘れております^_^;
今日の49,50 これ3回目なのに あれぇ ホントに2回やったのかなぁ? なんて思うくらい新鮮でした(>_
話は変わりますが 今日友達と話していたら その人が旅先で(国内です)外人に会って How old are you?
って聞いたら ・・・?答えが全く分からなかったので 何度も聞いてると 後ろから「あなたより上ですよ」って言ってるよ って教えてもらったそうです。
年を聞いたら数字で答えが来ると思っていたら大きな間違いだと気づきました。
他にも「年は忘れました」とか「私の誕生日は昨日です」とか 冗談で返ってくることもありますね。
答えを決め付けて聞いてると 全く分からないと思いました。
投稿者: サクラソウ | 2011年11月25日 23:02
日時: 2011年11月25日 23:02
お久しぶりです。
私もよくこの失敗はします。Don't you think he isn't ...なんて文章になると混乱してしまいます。なので、yes, noで答えた後に、文で続けて説明するという戦法をとってごまかしています。
昨日はちょっと通訳っぽいことをさせてもらいました。まだまだ勉強が必要だなあと感じましたので、川本さんのブログを読んで今後も勉強します。
投稿者: yuko | 2011年11月27日 06:12
日時: 2011年11月27日 06:12
こんにちは
>Don't you ~ で聞かれようが。
そうですね、私もそのように習いました。これについては頭で分かっていても実際の場面ではとっさに出てこないことも多いですね。
否定の質問を聞いた時にも日本語を介さずに意味をとっていると、私にはYes, Noを間違わずに言えるようになるように感じています。
相手の質問を頭の中で「一緒に来ないの?」と日本語に訳して、自分の答「うん、ごめん、行けない」を英語に訳す癖をつけると、ここで混乱が起きやすいように感じています。
音まねレッスン、読みましたよ!
私の地方の大型書店さんでも一位にランクされてました。
最初のパートで佐奈恵さんの意見にとても共感しました。まるで私の心の叫びを代弁して頂いたように感じられました。
・スクールなど英会話の場は普段の自宅練習で覚えたものを試す、披露する場であること。全く同感です!
・簡単な英語で表現する。これも私の主張と同じです。私はこれをPlain English(平易な英語)と呼んでいます。プレイン・イングリッシュで話すと相手にも通じやすいと感じています。
・そして私も日本だけで勉強して英語をしゃべれるようになったタイプです。年齢も同じくらいでしょうか。
・英会話サークルにいた頃は、先輩の言う「喋る内容(What)が大事だ」という言葉を鵜呑みにしていた時期もありましたが、今は「言いたいことを言う手段(How)も大事だ」と考えています。
・他にも共感するところが多々ありました。
この本が世に出て本当に良かったと思います。英会話の勉強で迷ってる人たちには「目からうろこ」だったことでしょう。Yes, you opened their eyes! You made it.
それではまた
投稿者: 加津也 | 2011年11月27日 11:39
日時: 2011年11月27日 11:39
サクラソウさん、コメントありがとうございます。忘れちゃってもいいのです。気にせず続けていると自分でも知らないうちに身についているものです。あら?私、今、気づかないうちに英語がサラリと出たわ、と思えるときが必ず来ますからね。焦らず、気長にいきましょう。
私、昔、電話をする前はあらかじめ話すことを事前にメモして、相手が何か質問してくる前に自分の伝えたいことを伝えてしまう、という手法をとっていました。だって、相手の英語が聴き取れなかったらどうしよう、という恐怖のほうが強かったのです。ある日、いつものようにメモを用意して電話。話終わって電話を切ったら、メモを一度も見ていなかったことに気づいた日がありました。英語の勉強を始めてから7年くらいたったときです。英語学習って自分でも思ったより時間がかかりますね。少しずつでもいいから歩みを止めずにいきましょうよ。
サクラソウさん、またね!
投稿者: 川本佐奈恵 | 2011年11月28日 09:16
日時: 2011年11月28日 09:16
yuko さん、こんにちは。yuko さんでも失敗なさることがあるのですか?この Yes, No の返答の仕方が身に付いたのは、私、ごく最近かもしれません。それまでは、何度も失敗を繰り返しました。yuko さん、通訳なさったのですね。着実に進歩していますね。またいろいろと教えてください。よろしくお願いします。
投稿者: 川本佐奈恵 | 2011年11月28日 10:00
日時: 2011年11月28日 10:00
加津也さん、頭の中でわかっているはずなのに、とっさに出てこないこと、多々ありますよねえ。英語で聞かれたとき、日本語に処理することなく英語で返答ができるようになるまでには、かなり長い時間がかかりました。10年ではきかなかったと思います。15年、いや、ごく最近やっと、英語は英語のまま理解し返答したり、さらに瞬時に日本語に訳したりすることが出来始めたところかもしれません。日英になると、まだまだ、まごまごしますし、英日でも聞いた英語がきちんとイメージできたときは日本語に訳しやすいですが、さっぱりわかないということも当然たくさんあります。20年くらい英語学習を続けてきてコレですからね。トホホとなるときもありますが、それでもあきらめずに、まだまだ続けようと思っています。皆さんの声が支えです。よろしくお願いしますね。
加津也さんのお住まいの近くの書店でも『音まね』が一位にランクされていたとのこと、嬉しいご報告をありがとうございます。出版社の営業の皆さまと書店さんの担当者のおかげ、そして、本を手にして購入してくださる皆さんに感謝です。この本は、旺文社の編集の方と愛情を込めて作らせていただきました。皆さんに英語を少しでも身近に感じて欲しい、あきらめずに続けて欲しいという願いが込められています。この本を使って練習してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
投稿者: 川本佐奈恵 | 2011年11月28日 10:13
日時: 2011年11月28日 10:13