2010年1月10日 (日)
これは、私がどうして英語の勉強を始めたのか?どうやって勉強してきたのかのストーリーです。今までのストーリーを読みたい方は、こちら へどうぞ。
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やっと見つけた公民館サークル。しかし、レベルは私にとってはかなり高いところでした。みんなが何を話しているのだか、ちっともわからない、だた行って、ただ 2時間黙って座っていることが多かったのです。
いいろころを見つけたと思ったけれど、ここもダメ、難し過ぎてついていけない。そう思い、ある日、やめる決心をします。電話でお断りしてもよかったのですが、それでは失礼になるだろうと、顔を出し、ご挨拶してやめようと、のこのこと出掛けて行きました。
「あのー、申し訳ありません。このクラスは難し過ぎてついて行けそうにありません。今日でやめさせていただこうと思うのですが......。」
と、恐る恐る切り出しました。そうしたら、おひげを生やしたちょっと強面のおじさんが、いえ、この人、リーダーなのですが、
「だめだよー、あんた!新しい人が入ってきたから、もう名簿も作って印刷しちゃったんだよ。ダメ!やめらんないよ!!大丈夫、ただ来て座っていればそのうちわかるようになるから。」
と一括され、気の弱かった私は、またズルズルとこのサークルに足を運ぶことになります。
「ただ来て座っていれば、そのうちわかるようになるから」 というおじさんの言葉は嘘でした。黙って座っているだけでは話せるようになりません。英語を聞き流していれば話せるようになる、というのも嘘です。
せめてサークルのみんなの足を引っ張って嫌われないようにと、会場には少し早く行ってテーブルセッティングをするようにしました。
「あらぁ~、いつも早く来てくれてテーブルを整えてくれてありがとうね。」
と、英語ペラペラおばさんが目を細めてくれるようになりました。ほっ!英語はしゃべれないけれど、私、ここで少しは居場所ができたかも......。そう思う瞬間はあっても、レッスンが始まれば、また針のむしろ。右をみても左をみてもわからないことばかり。指された瞬間、頭が真っ白になって何もしゃべれない、ということが続きました。
(つづく)
そうそう「ただ来て座っていれば、そのうちわかるようになるから」は嘘ですよね!
この前たまたま、私の中国人の友人がやはり中国人の人と話しているところ(中国語で)に出くわした時、かろうじてわずかな私の一昨年の学習で得た知識で、二人のやりとりが何か質問に答えてて、それがないとかあれがないとか、内容はマッタクわからずただただそんな推測しかできませんでした。それでさえ全く勉強しなければチンプンカンプンだったでしょう・・・
やはり自らの勉学が必要です!他力本願寺?ではいけませんね。聞き流しっぱなし本願寺も(笑)
投稿者: 熊猫 | 2010年1月11日 03:14
日時: 2010年1月11日 03:14
先生、キョンです。本当に同感いたします。☺
「聞き話していれば話せるようになる」それは本当に嘘ですね。(笑)
私も学校で授業とか、ほとんど聞き取れましたけど、うまく話せない自分がありましたからです。
先生がおっしゃったように、うまく話せるにはほかのハードルがあるんですよね。
でも、先生やっぱり素的な方ですね。早く会場にいらっしゃってテーブルを整えてくださるなんて素晴らしいです!!。今の先生がどういう心構えと勉強法を持って勉強していらっしゃったのか。。
後の話もすごく楽しみにしております。!!^^
投稿者: キョン | 2010年1月11日 12:49
日時: 2010年1月11日 12:49
熊猫さん、コメントありがとうございます。ハイ、やはり自らの学習なくしてはどの言語も話せるようにはならないでしょうね。他力本願、聞き流し本願、ダメですよね♪
投稿者: 川本佐奈恵 | 2010年1月14日 01:25
日時: 2010年1月14日 01:25
キョンさん、ブログをよく読みにきてくださってありがとうございます。キョンさんは学校での授業がほとんど聞き取れていたんですね。でもうまく話せない自分がいた?そうですね。話すためには別の訓練が必要だったのですね。簡単なセンテンスでかまわないので、何度も口から出す練習って必要ですよね。キョンさん、当時の私にはテーブルをセッティングするくらいのことしかできなかったのです。目まぐるしく話題が変わる英会話の流れに完璧についていけない私がいたのです。キョンさん、また書き込んでくださいね。今日も一日お疲れ様。寒いですから暖かくして寝てくださいね!
投稿者: 川本佐奈恵 | 2010年1月14日 01:44
日時: 2010年1月14日 01:44