2012年11月21日 (水)
写真は、霜がついたタンポポの葉です。 最近の朝の気温は0度前後なので、出勤時に外に出ると 霜が降りた草木や、薄氷の張った水たまりを目にするようになりました。 「タンポポ」を意味する単語を調べてみると、 英語,ドイツ語,スペイン語,イタリア語は「ライオンの歯」でした。 由来は、フランス語で「ライオンの歯」を意味するダン・ドゥ・リオン(dent-de-lion)で ギザギザした葉がライオンの牙を連想させるからだそうです。 そのフランス語での「タンポポ」は、「ライオンの歯(dent-de-lion)」よりも 「ピサンリ(pissenlit)」という言葉の方がよく使われているようです。 直訳すると、piss(おしっこ)+ en lit(ベッドで)=おねしょ という意味。 こちらの由来は、タンポポの葉(サラダなどで食べる)に利尿作用が あるとされているからとのことです。 また、ロシア語には「神様のたんぽぽ」という表現があるそうです。 我が強くなく、協調性がある感じのいいおばあさんのことだそうで、 由来はたんぽぽのように髪が白く、神様が吹いた方に散ってしまうことだとか。 見た目であったり、その性質であったり... 言葉の由来を知ることはたのしいです。^^ ◇◆ タンポポ 【英語】 dandelion 【ドイツ語】 Löwen zahn [男] 【フランス語】 pissenlit [男]/dent-de-lion [女] 【スペイン語】 diente de león [男] 【イタリア語】 dente di leone [男] 【中国語】 蒲公英 pú gōng yīng 【ハングル】 민들레 【ロシア語】 одувáнчик [男] 英 - ダンデライオン 独 - レーヴェン・ツァーン 仏 - ピサンリ/ダン・ドゥ・リオン 西 - ディエンテ・デ・レオン 伊 - デンテ・ティ・レオーネ 中 - プゥ・コン・イン 韓 - ミンドゥルレ 露 - アドゥヴァーンチク (カナはあくまでも発音の目安) ---------------------------------------------- ↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。・ [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8 ・ おぼえた日記 |