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好奇心のままに! おうちでゴガク
Yuh

8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

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好奇心のままに! おうちでゴガク

2009年11月19日 (木)

英語「焼く」,日本語「水を使う調理」

 

20091118.jpg                     ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

11/17夜に放送されたトラッドジャパンのテーマは「懐石料理」でした。
(→ 11/24朝6:40から再放送されます。)

私のお気に入りのコーナー「 Word & Culture 」では、それぞれの食文化が
影響して発展したコトバを取り上げていました。
今回もとても興味深くておもしろかったです。 食文化は単語や
慣用表現など、コトバに大きな影響を与えているんですね( ̄▽ ̄)


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[西洋] 肉とパンが食文化の中心 ― 「焼く」を食材,焼き方で言い分ける


roast (鶏の丸焼きなど)
grill (焼き鳥など網の上で焼く場合)
toast (パンをトースターで焼く場合)
bake  (ジャガイモやリンゴなどを丸ごとオーブンで焼く場合)
barbecue (野外でバーベキューを行う場合)
※ 日本語では「焼く

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[日本] 米が主食で魚・野菜を煮炊きする食文化 ― 水や煮炊きの言葉が発達


沸かす (水などを煮え立たせる)
ゆでる (熱湯で煮る)
煮る (食べ物を水の中に入れ、火にかけて熱し、食べれるようにやわらかくする)
炊く (火で食べ物を煮る)
※ 英語では「boil
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フレーズ集「日本の文化」
http://gogakuru.com/index.html?flow=opCollectionDetail&mid=118589&mcid=1340

 

 

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↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。
[まんが・フォト]ほかの国のコトバ8
http://gogakuru.exblog.jp/

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deziz:

アメリカに住み始めて、最初、本当にこの「焼く」のバリエーションに、慣れませんでした(今完全に慣れているとも言えませんが・・^_^;)。特に私の場合、元々、stove(←電気の「レンジ」ですが)料理が多く、オーブン料理(お菓子以外)のレパートリーが少ないせいもあって、初め、オーブンの温度設定の最高温度の次に、「Broil」とある設定の意味が分かりませんでした。現在はこれを、「網の上で焼く(=grill)」という手順用に使用しています。
 逆に「煮物」を作って説明したい時に、今ひとつ美味しそうな響きのある言葉で言えないなぁ、とちょっと歯がゆかったりもします(但し、「肉じゃが」は家庭内では「Nikujaga」として定着させられましたが)(・・どなたか、煮物類を英語でうまく表現してあれば、お教え頂けませんか?先日、「里芋の煮っ転がし」を作った時、「これ、何というの?」と聞かれて、考えるのが面倒で「ま、とにかく食べてみて」と言うにとどまった私です。(^^ゞ)
 あと、和食レシピを見て、「~の和え物〕類を作った時には夫(アメリカ人)が、大抵、「~Salad」と勝手に命名(!)するのですが、「一緒にしないで欲しいなぁ・・一_一;」などと思ってしまいます。
 でも、味覚的に、そんなに開きがないというか、二人とも同じものを食べて美味しいと感じられている点は料理する上でとても助かっています。

Yuh Author Profile Page:

アメリカのオーブンの温度設定には、ちゃんと「Broil」が載っているのですね。
dezizさんと同じく私もオーブンはお菓子の時だけ活躍しています( ̄▽ ̄)ゞ


私の手元に、「食べる指差し会話帳(9)日本料理」(情報センター出版局)という本があります。
日本の食べ物の写真やイラストに英語の簡潔なコメントがついてます。その他に「食べ方を
教えてください」など簡単なセリフも日本語と英語で書かれていて、
外国の方と交互に「図を指差しすることでコミュニケーションしよう」という本です。
A5サイズで厚さ5~6ミリの本なのですが、食べ物の写真やイラストが色々あって
眺めているだけで楽しいという理由で食いしん坊な私は買ってしまいました(笑)
鍋物や魚料理、駅弁や食事作法なども載っていてけっこう楽しいです♪
それを見てみると、
肉じゃがは「"meat and potatoes" cooked in sweet and savory broth」
芋のにっころがしは「taros cooked in sweet soy-sauce-flavored broth」
いんげんの胡麻和えは「boiled kidney beans dressed with sweetened
sesame sauce」と書いてありました。
でも、日本の料理を英語で表現するのはとても難しいですね。改めて実感しました。
dezizさんの手料理を、ご主人とお二人で美味しくいただいているお話、
とてもほほえましかったです( ̄▽ ̄*) 

deziz:

Yuhさん、煮物類の和訳を調べて下さって、ありがとうございます。私もbrothを多用しているのですが、この語を「煮汁」としても使っていたりするので、「ほんとにこれでいいのかなあ?」とよく思いながら使っていたところでした、実のところ・・。
 私は個人的に、「煮物」や「和え物」といった感覚がとても好きです。「soup」、「salad」などと一くくりにできないような感覚・・とでも言いましょうか・・。特に野菜を中心に、その素材の持つ味わいをだいじにしている感じが和食の良さかなぁ、などと思ったりします。(こちらの人は、ソースや香辛料などが効いていてこそ、美味しいと評価しがちなので。ご飯に必ず何かかけたがりますからね^_^;)
 さて、こちらアメリカは来週がいよいよ感謝祭(Thanks Giving)。今夜、ある教会で催された、大学生を中心とした、インターナショナルな人たちのための、Thanks Giving Banquetに行って来ました。そこで一足早いThanks Giving Dinnerの伝統的な料理であるTurkey, Gravy, Stuffing, Green Beans, Sweet Potatoを頂いてきました。自分達があまり伝統的にThanks Givingを過ごす派ではないので、助かっています・・。^^ゞ(といっても友人宅が、伝統的・典型的なThanks Giving Dinnerに招いてくれているので、うちは典型的でないサイド・ディッシュを作って持っていく予定なのですが・・。)
うぅ~ん、食べ物に関することになると、ついつい色々書いてしまいますねぇ・・(*^_^*)

Yuh Author Profile Page:

dezizさん、おいしそうなお話をありがとうございます!
「和え物」などの響きは、とても日本語らしい美しさが感じられて好きです。
微妙なニュアンスを他の言語に意訳するというのはムズカシイものですね( ̄▽ ̄;)
 NHKの「トラッドジャパン」というテレビ番組では、日本の文化について講師の
江口先生とイギリス人のアットキンさんが英語で会話をするんですけど、
お二人それぞれの文化に対する考えのやり取りにいつも感心しています。
テレビ番組もラジオ講座のようにWeb上で閲覧できるようになれば
dezizさんにも見ていただけるのになあ!


もうすぐサンクスギビングなんですね(^-^)
Turkey, Gravy, Stuffing, Green Beans, Sweet Potato...とっても美味しそう!
お友達のお宅でもThanks Giving Dinnerを過ごされる予定なんですね。
dezizさんはどんなメニューを持っていくのかなぁ♪ 
またお話など聞かせていただけたらうれしいです。
いま、まだ自分のパソコンが使えず、家族のパソコンを借りれる時に借りて
使わせてもらっているので、なかなかすぐにコメントが出来ずにゴメンナサイ。

deziz:

m(__)m間違ってしまってたので、訂正しておきます。ずっと私はThanks Givingと書いてしまってましたが、実は、Thanksgivingと一語で書くのが普通なのだそうです。夫に訂正されて今回初めて気付きました。すみません!
 「トラッドジャパン」のことをお聞きして、見てみたくなりました。
 日本文化といえば・・
 上のコメントで書いているバンケットにて、お若い日本人ご夫婦と知り合いになりました。そこにキューバ人友人が話しかけてきて、突然、「僕、キューバで、こんな日本語習ったんだけど、知ってる?”アサクサ3チョーメ!”」私達、一瞬目を見合わせ、爆笑してしまいました!

Yuh Author Profile Page:

dezizさん、Thanksgivingと続けて書くのですね。了解しました(^-^)/
ところで、キューバの方が習ったという日本語「アサクサ3チョーメ」...
私も笑ってしまいました! 誰が教えたのでしょうね~
こんなふうに、茶目っ気?!のある日本人に単語を教えられた人が
世界各地にいらっしゃるかもしれませんね( ̄▽ ̄*)


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