日本の伝統文化を英語で紹介する番組、「 トラッドジャパン 」。 美しい映像のビデオクリップとナレーションに毎回うっとりしています。 放送内容がギュッと詰まったテキストも素敵な作り。 写真やイラストとともに文字をながめていると、心が和みます。
番組の中で私がお気に入りなのは「Words & Culture」と「Free Talk」。 「Words & Culture」はひとつの「言葉」を取り上げて、日本語と英語の 文化の違いを探っていくコーナーです。 「Free Talk」は、江口先生と英国出身のアットキンさんが それぞれの国の視点で日本文化について語り合います。 お二人のやりとりがとても面白くて、毎回新鮮な発見があります。
ちなみに今週のテーマは、「Chopsticks(チョップスティックス/箸)」。 子供の頃、どうして「箸」を「チョップスティックス」と言うのか不思議でした。 スティックは「棒」だけど、「チョップ」の意味が何なのかわからない。 私の心の中では空手家が「アチョー!」とチョップをしていました(笑) やがて「箸で食材を切るからchop」なのだと思うようになりました。
今回トラッドジャパンで知った意外な事実はChopsticks の「chop」の語源。 「切る」じゃなかったんです ! ! ! 中国・東南アジアで貿易のために発達した「中国ピジン英語(混成語)」で 「chop」は「速い」という意味でした。 会話で「chop-chop」が「急いで急いで/早く早く」(fast、quickly)という 意味になって、転じてchopsticksになったと言われているのだそうです。 中国語で箸は「筷子」と言います。竹かんむりに快で「速い/竹」の意味。 箸を使って食べると、かき込んで早く食べられるということなのかな...
好奇心が刺激されて、今後もますます気になるトラッドジャパンです。 みなさんも日本文化を再発見してみませんか?( ̄▽ ̄*)♪
◆◇関連リンク ・トラッドジャパンの「フレーズ・例文」 ・フレーズ集 日本の文化(自分のフレーズ集) ・トラッドジャパン ブログ「にっぽんを英語で語ろう!」
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語学を学ぶ目的はなんでしょう?
外国語が話せたらなぁ・・・
では、何を話すのですか?
フランス語を始めた切っ掛けは、十数年前にフランス人の家に泊めて頂いたこと。
でもその時に彼らからの質問は日本や日本の文化についてのものばかりでした。
そうか、外国の人は私に日本について聞きたいんだ!と気づかせてもらいました。
だからそれから高校時代の日本史、世界史の教科書を引っ張り出し、今も時々読んでます。
そこで本当は、トラッドジャパン以外でも日本文化についてを応用編でやってほしいなあと、毎回思ってます。
特に今年は、あちらで日本映画「歩いても歩いても」と「東京ソナタ」の感想を沢山の人に聞かれました。
友人には日本包丁について。帰国後砥石を送る時に、研ぎ方を英語やフランス語にするのに苦労しました・・・(笑)
投稿者: ごーや | 2009年9月26日 08:01
日時: 2009年9月26日 08:01
ごーやさんがフランス語を始めたきっかけが聞けてうれしいです(^-^)
私たちが海外の国々の文化に興味があるように、海外の方々も日本に興味があるんですね。
日本の文化をわかりやすく説明するって、日本語でも難しいかもしれません。
他言語で表現するとなると、さらに大変そう!
三修社から出版されている本に「フランス人が日本人によく聞く100の質問」というのがあります。
生活、趣味、文化、政治、経済等についてフランス人に分り易く説明されているそうです。
(他にスペイン語版やイタリア語版もあるようです。)
ごーやさん、歴史の教科書を保管してあるんですね。私も取っておけばよかったー。
学生時代はあまり関心がなくて、せっかく学んだのにもったいなかったな~と思います。
他言語の応用編で日本文化の紹介がテーマの講座があると、本当うれしいですね。
砥石を使った包丁の研ぎ方...フランス語に訳したんですか?! 私ならきっとお手上げで、
きっと研ぐ姿を直接見せたくなっちゃいます(笑) お疲れ様でした(^-^)
投稿者: Yuh | 2009年9月26日 12:09
日時: 2009年9月26日 12:09
今年の5月ぐらいだったかと思うんですが、多国籍クリスチャン女性の集まりで、日本についてプレゼンをしてみました。ひたすらアナログなプレゼンです。日本の東京の姿と田舎の田園風景、それに富士山や典型的な観光名所などの写真を大きくプリントアウトしたもの、扇子や折り紙の展示、日本人友人が浴衣を着て披露、そして二人で肉じゃがその他の料理を持って来て、参加者に振る舞ったり・・地理的なこと(こちらアメリカからどれだけ離れているかよく分かっていない人もいますし)、歴史的なこと、一般的な暮らしとか、盛り沢山の内容を、一生懸命コンパクトにまとめて話しました。
使用言語は英語ですが、時々よちよち歩きのスペイン語で超簡単な事を書いて準備しておいて少し言ってみたりしました。歴史に関する言葉はスペイン語版のウィキペディアを参考にしたりして・・。と言っても、原稿から目を離さずに読むだけだと、聞いている人が退屈するだろうことは明らかなので、スペイン語部分は少しだけに絞りましたが・・。
でも、とてもいい経験だったと思います。話す前には、歴史的なことも、整理して自分がよく分かっていないといけないので、勉強になりましたし、言語的にも分かり易いシンプルな言い方を心がけたことが良い作文や発話の練習になりましたし、加えて、聞いていた人たちから「すごくためになった」とコメントももらえたので、すごく達成感があり、嬉しかったです。
時々自分をアウトプットする状況に追い込むことは、準備する時はかなり大変ですが、結果的にすごくプラスになるなと思いました。
最後に話が逸れますが、こちらの人たちの中には、「Sushi」イコール生魚と思っている人達が多いです。時々(私達にとっての)”間違った日本語”の使われ方を、親しい人たちとの会話の中で、「実は違うのよ」と訂正してみたりもしてます。楽しみながら・・。
投稿者: deziz | 2009年9月28日 05:05
日時: 2009年9月28日 05:05
Yuhさん、本の紹介ありがとうございました。
たぶんNHKのフランス講座の講師もなさった中井珠子先生のご本ですね。これにはお世話になりました。
dezizさんのおっしゃる通り、たまには自分がどれだけ話せるのか、試すのも大事ですね。そういえば以前Yuhさんが中国の人とのとっさの会話を書いてましたよね。
「源氏物語ってどんな話?」って聞かれて「C'est un roman d'amour. Le héros cherche l'image sa mére.」なんてシンプル過ぎたかしら・・・?
準備の出来ないとっさの会話、上手くなりたいです。
投稿者: ごーや | 2009年9月28日 23:24
日時: 2009年9月28日 23:24
dezizさんのお話、私もぜひ聞きたかったです!
準備にはたくさんの時間とパワーを使われたこととお察しします。でも、みなさんが
日本 に関心を持ってくださったようすが伝わってきて、とても嬉しくなりました(^-^)
はるか遠い日本の風景写真や衣服、小物などを見ながら文化や歴史の話を聞いて、
お料理までいただける... dezizさんのプレゼンに参加した方たちにとって、きっと
思い出深い日になったことでしょう! Sushiは一昔前よりもかなり知名度がアップ
しているイメージが私にはありましたが、イコール生魚と思っている方も多いんですね。
でもdezizさんと親しい人たちは、正しい日本の知識を得られてばっちりですね♪
アウトプット、なかなか練習できてない私です。dezizさんを見習わなくちゃ!
投稿者: Yuh | 2009年9月28日 23:49
日時: 2009年9月28日 23:49
ごーやさん、正解です!中井珠子先生が著者です。
NHKのフランス講座の講師もなさっていたんですね。私は聞いたことがないので、
再放送されるとうれしいなあ。心の中でひそかに願っています。
私が中国の方に無謀にアタックした時はダメダメでしたが、中国語を母語としている
人と言葉をかわすのが初体験だったのでかなり感激しました。
次の機会が突然やってきてもあわてないように精進したいものです( ̄▽ ̄;)ゞ
ごーやさん、「源氏物語」って何って聞かれたんですか?!
もし私だったら「ウッ...」と凍りついてしまうかも。 とっさに返事できるなんてすごいです~
フランスの方にお会いできたことはまだない私だけど、会ったつもりで言う練習をしないと
とっさにお返事できないなー。 練習しなくちゃ!(x_x)
投稿者: Yuh | 2009年9月29日 00:39
日時: 2009年9月29日 00:39