ハングルの「커피」(コピ)と「코피」(コピ) ――― カナで書くと同じ読みだけど、日本語にすると 「コーヒー」と「鼻血」のことなんです。 音は似ているけど、意味がぜんぜん違うっ( ̄▽ ̄;)!
2つの単語は、10月からスタートした「 まいにちハングル講座 」の 発音練習に出てきた単語です。 話題に出てもきっと文脈でどちらなのか 判断OKなのでしょうが、せっかくなので発音の違いを「言い分け,聞き分け」 できるように練習したいなーと思っています。
今回の講座「よく使うことばで賢く学ぼう」(2007年放送分の再構成) を担当されているのはイ・ユニ先生。テレビ講座でもおなじみだった ユニ先生の発音レッスン は、とてもイメージしやすくて大好評なのです。 今月はハングルの「発音」集中レッスン月間となっているので、 めいっぱい声を出して基本をおさらい中です。( ̄▽ ̄)
さてさて、「コーヒー」と「鼻血」を言い分けるポイントは...
---------------------------------------------- コーヒー(コピ)のコに使われている母音「オ」は、 日本語の「オ」より唇を左右に開く ---------------------------------------------- 鼻血(コピ)のコに使われている母音「オ」は、 日本語の「オ」よりもっと唇を丸める ---------------------------------------------- のだそうです。 ちなみにハングルの「コ」と「ピ」の 子音「k」「p」の発音は、なんと3種類もあります。 [k]――普通の音「ㄱ」、息を吐きながら出す音「ㅋ」、まったく息を出さずに出す音「ㄲ」 [p]――普通の音「ㅂ」、息を吐きながら出す音「ㅍ」、まったく息を出さずに出す音「ㅃ」 コーヒーも鼻血も、「コ」「ピ」の両方を「激しく息を吐きながら」発音します。 さぁ~みなさんもごいっしょに、激しく息を吐きながら「コピ」!
来月からは、この講座の特徴である「よく使うことばを学ぶ」 コーナーが毎日登場します。 語彙使用頻度調査研究による コーパスの頻度にこだわって作成されているそうです。 名詞や動詞、形容詞が使用頻度順に紹介されるので、 単語力にとぼしい私にはウレシイです。
前回放送時は流しがちになってしまったので、 今回は心を入れ替えて「口と手をめいっぱい動かす!」を目標に しっかり声を出して、文字を書きまくって、体にインプットするぞ~ と、気分だけはドンドン盛り上がっています。 どうか来年の3月までガス欠になりませんように~( ̄▽ ̄;)
---------------------------------------------- ↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。 [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8 http://gogakuru.exblog.jp/ |
思い出しました。同じような同音異義語では、ファジャン(化粧と火葬)というのがありますね。漢字を使わず、ハングルの表音表記を徹底するとどうしてもこういった問題が出てきます。
また、一方で韓国ではそれだけ微妙な発音の違いを大切にするので、日本語のカナで同じ発音でもそれを使い分けるのは日本人にとっては至難の技となります。それが、逆にハングルの魅力でもありますね。
投稿者: 匿名 | 2009年10月11日 23:53
日時: 2009年10月11日 23:53
コメントいただき、ありがとうございます。
日本には漢字の言葉が多いけれど、ハングルも漢字語が多いですね。
日本語やハングルのような表音文字で漢字の読みを表すと、
「同音異義語」が本当に多いなぁ~と感じます。
ハングルの微妙な音の違いを日本のカナで表したり発音し分けるのは、
おっしゃる通り至難の技ですね(x_x)
ハングルをはじめたばかりの頃は微妙な音の違いがかわからなくて頭を抱えて
いましたが、最近ようやくハングルの響きに魅力を感じて発声練習がたのしく
なってきました(^-^)
投稿者: Yuh | 2009年10月12日 15:30
日時: 2009年10月12日 15:30