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ラジオ講座初級編「 レアとラウラと楽しむドイツ語 」は、スキットが 双子の姉妹の物語。原作は講師の市川 明先生で、とても魅力あるストーリーです。 私は、そこに脇役で登場するダニエルがけっこうお気に入りです。 今回はストーリーの一部をちょこっとご紹介します。
双子の姉妹、レアとラウラは幼少の頃に別れて育ったので、お互いの存在を知りません。 レアはワイマールの病院で研修中の医大生。ダニエルは、そこでの同僚です。 一方、ラウラはベルリンの音大生。音楽の講習を受けにベルリンへやって来ました。
ベルリンのカフェで偶然ラウラを見かけたダニエルは、 人違いとは知らずに、同僚のレアが髪を切ったのだと思い込んで話しかけます。
相手が友人だと思い込んで話すダニエルと、まったくの他人に話しかけられつつも、 相手をするラウラ。そんな2人の会話がなんだか楽しくてクスリと笑えました。 出会いの場面を、少し短くして紹介させていただきます。
-------------------------------- 【ダニエル】レア、髪を切ったの?! いいね、スポーティー! -------------------------------- 【ラウラ】ありがと。でもここ10年ほど髪は短いし、私はラウラ。あなたは誰? -------------------------------- 【ダニエル】4/1じゃないよね? これはお遊び? いいよ。じゃあぼくは...サンタクロースだ。 -------------------------------- 【ラウラ】ひげはないけど、大きさとおなかはちょうどだわ。 --------------------------------
相手が知り合いだと思い込んで話しかける「ダニエル」と、 突然話しかけられてわけがわからない「ラウラ」との会話です。 お互いちぐはぐで、なんだかヘンテコだけど、おもしろくて楽しいです。 しかも、このストーリーをドイツ語の表現でも楽しめるなんて、ラッキー。
これから、登場人物たちがどんなふうにめぐり合っていくのでしょうね。 何度も味わいたいので、またテキストの4月号をひっくり返して 和訳と原文を読もうかな~と思っています( ̄▽ ̄)♪
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ドイツ語のレアとラウラの放送とテキスト、結局は8月と9月は大幅にサボったので、結末が一体どうなったのか、確認しないうちに終わってしまいました。来年度の再放送で確認できればと思っています。それにしても最近は、テキストを買っても聞かずに終わってしまうことが多いので情けない思いですが、Yuhさんやayuayuさんはじめ、多くの方々が御熱心に学習し、「おぼえた日記」にも書いておられるのには脱帽の至りです。継続と言っても、単なる30年の年季だけですと、その裏返しでマンネリズムに苛まれているのが現状です(泣)。何か刺激がほしいです!
投稿者: 藤原 | 2010年10月28日 22:41
日時: 2010年10月28日 22:41
◆藤原さんも「レアとラウラと楽しむドイツ語」を聴いていたんですね。
あの双子姉妹のストーリーはとても気に入っていたので、来年の再放送も楽しみです(^-^)
ところで藤原さん、さらっと「単なる」と書かれていますけど、「30年」語学講座を
続けているって、ものすごいことですよー!!
藤原さんのように、私も長く続けていけたらな~と願っています。
自分の場合はマイペースなので、より道や一休みが多くなりそうですが( ̄▽ ̄;)ゞ
みなさんと色々なお話をする機会があるおかげで、語学への好奇心がムクムクと
わいてくるような気がします。 これからもよろしくお願いします!
投稿者: Yuh | 2010年10月28日 23:03
日時: 2010年10月28日 23:03
Yuhさんへ
かなり前の記事へのコメントでゴメンナサイ。
先週、やっと【アンコールまいにちドイツ語】の
テキストを買って、今日のお昼前の放送を前に
日本語でのストーリーを読んでいたら、
途中で泣いてしまいました。
以前からテキストなしで放送を聞いていたので
「生物学上のおじいちゃん」ってヘンとか
好き勝手なこと日記に書いてたけど、
こんなにも深いお話だったのですね。
Yuhさんやmaringeさんのブログで
この夏はドイツ語の特訓です!!
投稿者: 剛のファン | 2013年7月15日 12:13
日時: 2013年7月15日 12:13
◆剛のファンさんへ
コメントをありがとうございます。
「レアとラウラ」のストーリーはとても心に染みて、
わたしも1冊の本として読みたくて「アンコールまいにちドイツ語」の
テキストを買いました。情景や心情がとても生き生きと描かれていて、
読んでいるうちに引き込まれていきますよね。私もたまに読んでいます。
剛のファンさんも読んでいると知って、とても嬉しくなりました(^^)
投稿者: Yuh | 2013年7月15日 16:11
日時: 2013年7月15日 16:11
「レアとラウラ」は昨年、市川明氏の大学教科書版として、朝日出版社から既に刊行されました。NHK講座が元で、このように教科書になることは、これまでにもありました。同応用編で講読(当時・東大教授、高辻知義氏担当)に使われたジークフリード・レンツの「バラトン湖のさざなみ」もそうでした。ハンガリーの有名な大湖・バラトン湖で、西と東のドイツで生き別れになった兄と妹が、成人になってハンガリーで落ち合い、それぞれ政治体制の違う環境に育った兄・妹の心理描写が描かれています。残念ながら、邦訳は出ていませんが、郁文堂から購読用の教科書が注釈つきで1981年に刊行されました。ただ、取り上げられている独文は難解至極ですが、ドイツ語の良い教材にはなります。
投稿者: 無能の無名 | 2013年7月18日 11:41
日時: 2013年7月18日 11:41
◆無能の無名さんへ
「レアとラウラ」との情報をありがとうございます。
大学教科書版としても刊行されているのですね。
さまざまな描写が生き生きと描かれていてとても気に入っているので
これからも度々読んで触れていきたいと思っています。
「バラトン湖のさざなみ」のお話も興味深く拝見いたしました。
いまから30年以上前のラジオ講座だったんですね。当時の講座を
一度聞いてみたかったです。
投稿者: Yuh | 2013年7月18日 21:15
日時: 2013年7月18日 21:15