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好奇心のままに! おうちでゴガク
Yuh

8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

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好奇心のままに! おうちでゴガク

2010年4月21日 (水)

[仏]ヤッホー,カッコー,閑古鳥

20100421.jpg                     ↑ クリックすると大きい絵が見れます

 

 

 フランス語のくだけたあいさつに、
Coucou ! (クゥクゥ/やっほー!)というのがあります。
ブログのコメントにも、「Coucou !」といただくことがあります(^-^)
ラジオ講座「 ナミの恋する東京日記 」でも紹介されていたんですが、
Coucou はもともと、カッコーの鳴き声だったんだそうです。
そういえば「Coucou (クゥクゥ)」と「カッコー」って似てるかも。


 フランス語では「faire coucou (フェーる・クゥクゥ)」で
「かくれんぼをする」と言うのだそうです。辞書で見つけました。
直訳すると、「カッコーをする」かな。
おもしろい表現ですね( ̄▽ ̄)

 


 カッコーといえば、有名な「おもちゃの交響曲」(Toy Symphony)という曲に
カッコーの鳴き声が登場します。ハト笛のような「ポポー♪」という音です。
ほかにも効果音がたくさん入っている、とても楽しい曲です(^-^)
こちらのページで試聴できます→ Leopold Mozart - Toy Symphony (You Tube)

 


最後に、「カッコウ」つながりのお話をもうひとつ。
日本ではカッコウを郭公と漢字で表すほかに閑古鳥(かんこどり)」
とも言います。さびれたお店のことなどを「閑古鳥が鳴く」と言いますよね。
鳴き声が物悲しいことからこう言われているようです。
 松尾芭蕉は「憂きわれを さびしがらせよ 閑古鳥」という句を読んでいます。
平安時代頃から和歌などでホトトギスを「郭公」としているものもあります。
よく似ているので、誤られたものと考えられているようです。


同じカッコウでも、いろいろなイメージがあるんですね~

 

 

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[まんが・フォト]ほかの国のコトバ8
http://gogakuru.exblog.jp/

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ごーや:

Coucou!!

めだかの学校という児童書についてのブログがあって、
その中に郭公について↓のような記述がありました。
なんだか郭公が可哀想な感じですが・・・


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カッコウ=cuckoo(クックー) 英語で「気が変」の意味。愚かさの意味もある。
4月馬鹿、万愚節(April-fool)4月1日がエイプリルフールといわれるのは、
4月になるとカッコー(愚者)がやってくるから。
他の国ではどんな風に呼ばれているかというと、独語=kuckuck(クックック)、
仏語=coucou(ククー)、イタリア語=cuculo(ククーロ)、スペイン語=cuco(クコ)、
ラテン語=cuculus(ククールス)、
そのほかギリシャ語=コッキュクス、ロシア語=クゥクーシカなどで、鳴き声から
由来するとしても微妙に違うところが面白い。

Yuh Author Profile Page:

ごーやさん、コメントありがとうございます!
エイプリルフールの由来がカッコウだったとは、知りませんでした。
そういう意味があったんですね...


いろんな国の「カッコウ」、とても興味深かったです。
みんな鳴き声が由来なんですね。 表現が少しずつ違うけれど、
そこにそれぞれの言語らしさが出ていておもしろいな~と思いました( ̄▽ ̄*)


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