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フランス語のくだけたあいさつに、 Coucou ! (クゥクゥ/やっほー!)というのがあります。 ブログのコメントにも、「Coucou !」といただくことがあります(^-^) ラジオ講座「 ナミの恋する東京日記 」でも紹介されていたんですが、 Coucou はもともと、カッコーの鳴き声だったんだそうです。 そういえば「Coucou (クゥクゥ)」と「カッコー」って似てるかも。
フランス語では「faire coucou (フェーる・クゥクゥ)」で 「かくれんぼをする」と言うのだそうです。辞書で見つけました。 直訳すると、「カッコーをする」かな。 おもしろい表現ですね( ̄▽ ̄)
カッコーといえば、有名な「おもちゃの交響曲」(Toy Symphony)という曲に カッコーの鳴き声が登場します。ハト笛のような「ポポー♪」という音です。 ほかにも効果音がたくさん入っている、とても楽しい曲です(^-^) こちらのページで試聴できます→ Leopold Mozart - Toy Symphony (You Tube)
最後に、「カッコウ」つながりのお話をもうひとつ。 日本ではカッコウを「郭公」と漢字で表すほかに、「閑古鳥(かんこどり)」 とも言います。さびれたお店のことなどを「閑古鳥が鳴く」と言いますよね。 鳴き声が物悲しいことからこう言われているようです。 松尾芭蕉は「憂きわれを さびしがらせよ 閑古鳥」という句を読んでいます。 平安時代頃から和歌などでホトトギスを「郭公」としているものもあります。 よく似ているので、誤られたものと考えられているようです。
同じカッコウでも、いろいろなイメージがあるんですね~
---------------------------------------------- ↓自分の語学メモ。いろんな国の文字が見れます。 [まんが・フォト]ほかの国のコトバ8 http://gogakuru.exblog.jp/ |
Coucou!!
めだかの学校という児童書についてのブログがあって、
その中に郭公について↓のような記述がありました。
なんだか郭公が可哀想な感じですが・・・
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カッコウ=cuckoo(クックー) 英語で「気が変」の意味。愚かさの意味もある。
4月馬鹿、万愚節(April-fool)4月1日がエイプリルフールといわれるのは、
4月になるとカッコー(愚者)がやってくるから。
他の国ではどんな風に呼ばれているかというと、独語=kuckuck(クックック)、
仏語=coucou(ククー)、イタリア語=cuculo(ククーロ)、スペイン語=cuco(クコ)、
ラテン語=cuculus(ククールス)、
そのほかギリシャ語=コッキュクス、ロシア語=クゥクーシカなどで、鳴き声から
由来するとしても微妙に違うところが面白い。
投稿者: ごーや | 2010年4月23日 21:01
日時: 2010年4月23日 21:01
ごーやさん、コメントありがとうございます!
エイプリルフールの由来がカッコウだったとは、知りませんでした。
そういう意味があったんですね...
いろんな国の「カッコウ」、とても興味深かったです。
みんな鳴き声が由来なんですね。 表現が少しずつ違うけれど、
そこにそれぞれの言語らしさが出ていておもしろいな~と思いました( ̄▽ ̄*)
投稿者: Yuh
|
2010年4月23日 22:03
日時: 2010年4月23日 22:03