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テレビ講座のテキストで「へぇー」と思ったお話があったので、 ご紹介します。 それは「ビール」と「箸」。 どちらの単語も、成り立ちに音が関係していたんです。
---------------------------- ビール → 「啤酒」 ( píjiǔ ) ---------------------------- 啤(pí) は beer (ビール)の音訳です。「ビール酒」。 1文字目は音を表して、2文字目は意味を表しています。
---------------------------- 箸 → 「筷子」 ( kuàizi ) ---------------------------- 「箸」という漢字は、中国語にもちゃんとあります。 じゃあ、どうして「kuàizi」になったのか?
中国語で「箸」(はし)と「住」(泊まる,止まる)の発音は まったく同じなのだそうです。 むかし船頭さんが「止まる」と同じ音になるのをいやがって、 「速い」を意味する「kuài」を使って、当時は竹製の箸が多 かったので竹かんむりをつけたのだ、と言われている そうです。
「箸」にまつわるお話は、「 トラッド・ジャパン 」という英語番組 でも、以前 テーマとして取り上げられて、語源に触れていま した。( → 過去記事「 トラッドジャパンで日本再発見! 」) 今回の「 テレビで中国語 」で「箸」の字が「快」に変化した 理由を知って、トラッド・ジャパン では英語の「chop- sticks」の由来を知って、とても興味深かったです。
ひとつのテーマを複数の言語で見聞きするのはとても楽しいな、 と改めて思いました。 今年のテレビ講座「 EURO24 」(イタリア,ドイツ,フランス, スペイン)でも、同じテーマを4か国で比較する企画があります。 自分とは違う文化圏の文化を見て、感想を話しあうのを聞いて いると、そこにもお国柄が出ていてとても興味深いです(^-^)
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你好Yhuさん
音が一緒なのに、漢字の意味で物の名前の字まで変えちゃう
という中国の人の発想って面白いですよね。
そういえばフランス語では箸はbaguettesですね。
どうもパンのbaguettesと同じなので、うどんやラーメン
を食べる図を想像すると違和感があるんですが・・・・
ps;このところコメントを投稿しても一回目が反映しません・・・
公序良俗に反しているようなことは書いていないのですが・・・
投稿者: ごーや | 2010年5月 5日 13:43
日時: 2010年5月 5日 13:43
你好ごーやさん! コメントありがとうございます。
コメントの1回目が反映しないということは、2回目の送信でようやく
「コメントを受け付けました」と出るんでしょうか。なぜなのか不思議ですね...
コメントを下さるごーやさんに、いつも感謝しています。 谢谢!(-人-)
お箸の表現は、世界のあちこちで色々なお話があるようで、とても興味深いです。
フランスパンを2本抱えて麺をズルズルっと食べる光景、想像すると笑っちゃいますね。
仏和辞典をパラパラ見たところ、baguettes de tambour で 「ドラムのスティック」、
baguette de chef d'orchestre で「指揮棒」、 baguette magique で「魔法(使い)の杖」が
載っていました。それぞれ、イメージがうかんできますね(^-^)
投稿者: Yuh | 2010年5月 5日 14:56
日時: 2010年5月 5日 14:56