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好奇心のままに! おうちでゴガク
Yuh

8つの言語のラジオ講座ファン。出勤前と就寝前にラジオ講座を「ながら聞き・声マネ」するのが日課のゴガクル会員。 習っては忘れ、思い出し、ゆるゆる楽しく継続中。
 

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好奇心のままに! おうちでゴガク

2010年5月 1日 (土)

[中国語] 「ビール」と「箸」

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テレビ講座のテキストで「へぇー」と思ったお話があったので、
ご紹介します。 それはビール
どちらの単語も、成り立ちに音が関係していたんです。


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ビール → 啤酒  píjiǔ )
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啤(pí) beer (ビール)の音訳です。「ビール酒」。
1文字目は音を表して、2文字目は意味を表しています。

 


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 → 筷子  kuàizi )
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「箸」という漢字は、中国語にもちゃんとあります。
じゃあ、どうして「kuàizi」になったのか?


中国語で(はし)と「住」(泊まる,止まる)の発音は
まったく同じなのだそうです。
むかし船頭さんが「止まる」と同じ音になるのをいやがって、
速い」を意味する「kuài」を使って、当時は竹製の箸が多
かったので竹かんむりをつけたのだ、と言われている
そうです。


「箸」にまつわるお話は、「 トラッド・ジャパン 」という英語番組
でも、以前 テーマとして取り上げられて、語源に触れていま
した。( → 過去記事「 トラッドジャパンで日本再発見! 」)
今回の「 テレビで中国語 」で「箸」の字が「快」に変化した
理由を知って、トラッド・ジャパン では英語の「chop-
sticks」の由来を知って、とても興味深かったです。

 


ひとつのテーマを複数の言語で見聞きするのはとても楽しいな、
と改めて思いました。
今年のテレビ講座「 EURO24 」(イタリア,ドイツ,フランス,
スペイン)でも、同じテーマを4か国で比較する企画があります。
自分とは違う文化圏の文化を見て、感想を話しあうのを聞いて
いると、そこにもお国柄が出ていてとても興味深いです(^-^)

 

 

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ごーや:

你好Yhuさん
音が一緒なのに、漢字の意味で物の名前の字まで変えちゃう
という中国の人の発想って面白いですよね。

そういえばフランス語では箸はbaguettesですね。
どうもパンのbaguettesと同じなので、うどんやラーメン
を食べる図を想像すると違和感があるんですが・・・・


ps;このところコメントを投稿しても一回目が反映しません・・・
公序良俗に反しているようなことは書いていないのですが・・・

Yuh Author Profile Page:

你好ごーやさん! コメントありがとうございます。
コメントの1回目が反映しないということは、2回目の送信でようやく
「コメントを受け付けました」と出るんでしょうか。なぜなのか不思議ですね...
コメントを下さるごーやさんに、いつも感謝しています。 谢谢!(-人-)


お箸の表現は、世界のあちこちで色々なお話があるようで、とても興味深いです。
フランスパンを2本抱えて麺をズルズルっと食べる光景、想像すると笑っちゃいますね。
仏和辞典をパラパラ見たところ、baguettes de tambour で 「ドラムのスティック」、
baguette de chef d'orchestre で「指揮棒」、 baguette magique で「魔法(使い)の杖」が
載っていました。それぞれ、イメージがうかんできますね(^-^)


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