中国で使われている文字は「簡体字」と言います。 中国語で書くと「 简体字 」( jiǎntǐzì / ジエン・ティー・ツー )。 「体」や「字」など日本と同じ文字もありますが、 【简】のように形が簡略化されたものが多く見られます。
テレビで中国語 の陳 淑梅先生のお話を聞いて、 簡体字の作り方にはいろいろなパターンがあることを知りました。 -------------------------- ● 旁 (つくり) を簡略化したもの 湯 (日本) ― 汤 (中国) 様 (日本) ― 样 (中国) -------------------------- ● 偏 (へん) を簡略化したもの 謝 (日本) ― 谢 (中国) 師 (日本) ― 师 (中国) -------------------------- ● 草書体を利用したもの 東 (日本) ― 东 (中国) 書 (日本) ― 书 (中国) -------------------------- ● 繁体字の一部を簡略化したもの 務 (日本) ― 务 (中国) 習 (日本) ― 习 (中国) --------------------------
最初の頃は不思議な形に見えていた簡体字ですが、 だんだん親しみがわいてきました。 日本語の漢字と似ている文字も多くあって、 意味を類推できて楽しいです。
でも、これにはちょっと注意が必要。 日本語と中国語では、同じ字でも違う意味の言葉があるのです。 ------------------------------------------------------- 【走】zǒu の意味 「 歩く 」 ← 中国語で 「走る」という動詞は【跑】pǎo ------------------------------------------------------- まだまだわからないことがたくさんある中国語だけれど、 これからも好奇心のままに楽しく続けていきたいです。(^-^)
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中国語は日本語と言語系統を異にし、文法と音韻が違う言語ですが、基本的に漢字文化を共有しているだけでも、入門し易いといいます。これに朝鮮語(韓国語)を入れて、比較検討すると面白いですね。東洋語は、本当に奥が深いです。
イラストにも癒されました(笑)。子供が喜びそうですね。
投稿者: 藤原 | 2011年4月20日 00:12
日時: 2011年4月20日 00:12
◆藤原さんへ
中国語には日本語と同じ文字があるので、親近感があります。(^-^)
実際に講座を聞き始めた頃に、予想以上に苦戦したのが抑揚をはっきりさせる発声でした。
よく居間で腕を上下に大きく振りながら、発音をしていた記憶があります。
テキストにも文字に↑↓と矢印を大きく書き込んでいました(笑)
中国語は文字が似ていて語順が違い、朝鮮語(韓国語)は文字が違って語順が似ていて
とても興味深いですね。脱力系のイラストを楽しんでいただけて嬉しいです(^^ゞ
投稿者: Yuh | 2011年4月20日 07:01
日時: 2011年4月20日 07:01
Yuhさん、藤原さん、
中国語と韓国語、どう違うのかな?を、私なりに。
・文字:
中国語はなじんだもの(=勝手にA級言語と呼んでいます)
韓国語はなじみのないもの(=勝手にB級言語と呼んでいます)
・西洋の言葉(単語、特に名詞):
中国語はそのまま使わない
韓国語はそのまま使う
・文法:
中国語はドイツ語に似た部分が
韓国語は日本語に似た部分が
・発音:
中国語は子音は舌面音、そり舌音、歯舌音が、母音は声調がうるさい
韓国語は母音が21個もあるし、激音化、流音化、鼻音化、リエゾンに苦労する人多そう
※朴賛浩は、韓国語で読むと「ぱく・ちゃの」なんですが、
日本じゃ「ぱく・ちゃんほ」で通っているんですよね。
まずはここまでで。
投稿者: のるらっそ | 2011年4月21日 19:00
日時: 2011年4月21日 19:00
◆のるらっそさんへ
中国語と韓国語、それぞれについてのコメントをありがとうございます。
西洋の言葉を、そのまま使うかどうかという部分が面白かったです。
中国語は音訳と意訳があるけれど、韓国語は音そのものが再現されていますね。
発音を比べた感想も、何度もうなずきながら読みました。
こうして見てみると、とても興味深いですね。(^-^)
投稿者: Yuh | 2011年4月21日 23:52
日時: 2011年4月21日 23:52
この3月末からまいにち中国語(入門編)を始めましたが、実感は、ピンインを追いかけるので精一杯、というところです。
※韓国語は、ハングルのからくりが分かった時点で、楽に勉強できています。
中国語に限った話ではなく、A級言語(英、独、仏、西、伊・・・)は、入口は平坦で、少し入ると急に険しい上り坂(=人称変化、名詞の性、動詞の活用・・・)が現れる、というイメージがあります。
逆に、韓国語に限った話ではなく、B級言語(ロシア語、アラビア語、タイ語・・・)は、入口に険しい上り坂(=見慣れぬ文字)があり、そこをクリアすると楽になる、というイメージがあります。
※私の場合、ハングルのクリアなくしてB級言語へは進めませんでしたが。
#タイ語の文字は、人が踊っているみたい、と、私のある知人が仰せでした。
投稿者: のるらっそ | 2011年4月26日 17:52
日時: 2011年4月26日 17:52
◆のるらっそさんへ
ピンインは、なかなか手ごわいですよね。-ian だとィエンで、-iang だとィアン(ィオンに近い?)
カナでは表現できないニュアンスの音がたくさんあって、ピンインはローマ字とは違う
独自の読み方がいくつもあって...
私は邪道と知りながら、最初の頃はテキストやノートにカナを書き込んでいました(^^;ゞ
↓このイラストが、闘いを物語っています(笑)
/blog/selection/yuh/2009/09/3.html
のるらっそさんが書かれたとおり、私が文字で挫折を何度も感じたのは
ハングル、ロシア語でした。いつも現実逃避していたので見慣れるまで数年
かかりました(汗) タイ語やアラビア語も大変そうですね。読めるようになると
その先には大きな楽しみが待っているんだろうなぁ...
投稿者: Yuh | 2011年4月26日 23:38
日時: 2011年4月26日 23:38