写真は、むか~し 30年頃前にピアノを習っていたときに出会った楽譜です。 ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの曲で、 邦題は「春に寄す」といいます。(こういう曲です) 当時は英語の 「spring」 しか読めず、ほかの文字は何語なのか まったくわかりませんでした。
数年前からラジオで語学講座を聞きかじるようになったので、久しぶりに楽譜を見てみたら 謎の文字の中に読めるものがある!Σ( ̄д ̄) 感動しました。 ドイツ語の 「Flühling」(フリューリング) と、フランス語の 「printemps」(プらンタン)。 どちらも 「春」 を意味します。
いちばん下にある「Til Foråret」は謎のままだったので 今回ネットで検索してみました。 グリーグがノルウェー生まれなのでノルウェー語かと予想していたのですが、 どうやらデンマーク語で「ティル・フォオーエット」と読むようです。 (ノルウェー語の「春」は「 vår/ヴォール」らしいです) もし確かな情報をご存じの方がいらっしゃったら、ご一報いただけると うれしいです。
今回楽譜を見ながら、「コトバとの出会いは こういうよろこびもあるんだなぁ~。 これからもラジオ講座を続けたいなぁ!」 としみじみ思いました。( ̄▽ ̄*)
◇◆ 春 (カナは発音の目安) ------------------------------------------------------ 【英語】 spring (スプりング) 【ドイツ語】 Flühling (フリューリング 男性) 【フランス語】 printemps (プらンタン 男性) 【スペイン語】 primavera (プりマベら 女性) 【イタリア語】 primavera (プりマヴェーら 女性) 【中国語】 春天 chuntiān (チュン・ティエン) 【ハングル】 봄 (ポム) 【ロシア語】 веснá (ヴィスナー 女性)
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おはようございます。朝から晴天の札幌です。今日は一人、送迎無料バスに乗って、小樽市の朝里にある天然温泉「湯の花」に行き、一っ風呂浴びて来ようと思っています。高台にある高速道路から春の広い日本海を一望し、シベリアとモンゴルを夢想するのが、僕の少年時代からの癖です(笑)。日本海を眺め、ユーラシア大陸を想像すると、悩みも忘れてしまい、お金も地位も要らない気持ちになるんですよ。
興味深い記事を拝見。Yuhさんが昔、Klavier spielenを習われていたことを知り、音楽の才をお持ちのことを伺いました。凄い!僕は昔も今も、音楽は全くの門外漢、スポーツ音痴です(笑)。
お尋ねになっている北欧語のノルウェー語とデンマーク語は、ゲルマン語派の北のグループに属しますが、現代のドイツ語や英語とはだいぶ隔たりがあるようです。最近では、自習書もだいぶ出ていますので、挑戦されてみては!僕は北欧語は一つも学習した経験がありませんが、かつては、スウェーデン語に少し関心がありました。
ところで、上記の楽譜にあるドイツ語は、まさに「春への憧れ」ではないでしょうか?ちょうど30年前の春、高校に入学してドイツ語を始めた時、NHKテレビ講座で、講師の小塩節先生がピアノを弾いて、この曲をドイツ語を歌っておられました。往時茫々です(笑)。
佳き春の日でありますよう!
投稿者: 藤原 | 2012年4月15日 08:14
日時: 2012年4月15日 08:14
その気持ち、よくわかります。
私も子供のころ、ピアノを習ってましたが、知らない言葉はそのままにしてました^^;
(今、思えば、先生に聞けばよかったんだけど)
今、ドビュッシーの曲をやっていて、わからないフランス語はネットで調べてます。やはり、ちゃんと楽譜を読まないと、作曲家の意図通りに弾けませんね。
投稿者: ソフィア | 2012年4月15日 09:06
日時: 2012年4月15日 09:06
Yuhさん、こんにちは〜
ノルウェー語のWikipediaで、グリーグの作品一覧を見てみたら、作品43の6曲目が「Til Foråret」になってました。
http://nn.wikipedia.org/wiki/Verk_av_Edvard_Grieg
これがノルウェー語での「春によす」で、良いみたいですよ。
投稿者: d-mate | 2012年4月15日 11:15
日時: 2012年4月15日 11:15
◆藤原さんへ
こんばんは。そちらは気持ちの良い晴天だったのですね。
日本海を眺めながらの小樽での天然温泉は心地よかったでしょうね^^
海を望んで遥かなる国へ想いを馳せる、素敵な事だなぁと思います。
今ではピアノを普段ほとんど触っていないのでなかなか思い通りに
指が動かないのですが、久しぶりに楽譜を見てまた練習をしたくなりました。
北欧の言葉は触れる機会がほとんどないのですが、数年前に
「かもめ食堂」という映画を見たときにスウェーデン語に少し心が惹かれました。
写真の楽譜は「春への憧れ」とは別の曲なのですが、春へ寄せる想いは同じですね^^
長い冬の向こうにある春を想う気持ち、北海道に住む私たちにも重なりますね。
投稿者: Yuh | 2012年4月15日 19:01
日時: 2012年4月15日 19:01
◆ソフィアさんへ
同じ気持ちを分かち合えてうれしいです^^
楽譜に記述されている用語は、子どもの私たちにとって未知のコトバでしたよね。
ドビュッシーの曲、素敵ですね。ラジオやテレビの語学講座で音楽家の
エピソードや暮らした街が紹介されたり、その人たちが話していた言語を少し習ってから
ピアノに向かうと、子どもの頃とは少し違った思い入れが芽生えて
新鮮な気持ちを感じたりします^^
投稿者: Yuh | 2012年4月15日 20:49
日時: 2012年4月15日 20:49
◆d-mateさんへ
こんばんは。おお~、ノルウェー語のWikipedia!
調べてくださってありがとうございます。
今回、グリーグの記事を書きながら、北欧つながりで
フィンランド語を学習されているd-mateさんのことをふと思い出しました。
北欧、憧れます。^^
投稿者: Yuh | 2012年4月15日 21:02
日時: 2012年4月15日 21:02