
2011年1月30日 (日)
今週は復習編でしたね。ずいぶんいろんなところを疑似体験させてもらってるんだなぁ。
先週飛ばしてしまったDDR博物館ですが、実は私、 閉館してしまったというヴァリエテ以上に興味を抱きました。
自分の「過去」とは、誰にとっても現在は「存在しない」ものなわけですが、 旧東ドイツ出身の人達にとっては、その「存在しない」の意味が より大きな規模であるわけです。 時間や場所だけでなく、文化や国家までが含まれている。
DDR博物館を訪れる人達の、ユリアーネさんも含めて、その表情が とてもおだやかで、でも少し淋しげで、なんというか、胸に迫るものがありました。
ずっとほったらかしのままですが 芥川賞を受賞した赤染晶子さんの『乙女の密告』を読んだ時に sich erinnern という動詞の意味と働きについて興味を抱いたんです。 前にも書いたかもしれませんが、この動詞って、日本語の 「思い出す」と 「覚えている」の 両方の意味を持っていますよね? 前にうちとこの先生にその違いを出す術を聞いてみたことがあるんですけど 結局は文脈や言い方(表現の付加)などでニュアンスを分けるだけで この動詞ひとつで事足りちゃうみたいなんですよ、ドイツ語圏の人って。
でも、日本人にとっては、ぜんぜん違う動詞でしょ?
作品の中の、ドイツ人(かな? もしかしたら違うかもしれない)の先生の 「思い出してください」という日本語の台詞の意味はなんなんだろう、 どうして「覚えていてください」「忘れないでください」じゃダメなんだろう、 同じドイツ語のはずなのに、それにドイツの人にとっては 「思い出してください」も「覚えていてください」も同じ言い方のはずなのに。
私用備忘録: 大庭みな子さんの『浦島草』の中の「記憶」 多和田葉子さんの『尼僧とキューピッドの弓』の中の「記憶」 村上春樹さんの『ノルウェイの森』の中の「記憶」 それぞれを自分の言葉で言い表すと? |
2011年1月23日 (日)
すみません、今週もまだ消化できていないので、おとといのレッスンのフィードバックを。
かつての恋人 :辞書に載っている単語は altes Deutsch Jugendliebe 「必ずしも jugend じゃないんだけどぉ」と私が言ったら vorflossene Liebe 愛人 :おととい初めて知った(笑) Geliebte/r 日本語の「愛人」の意味限定。自ら使う場合もあり、軽蔑的な意味はなし。
男性2人に1人 jeder Zweite 女性8人に1人 jede Achte 男女一緒のグループでの話なら前者を使用
地元・故郷へ/で in seine/r Heimat と言っていいのは母国を離れてここにいる外国人のみ、日本人が日本国内を指すなら in seine/r Heimatstadt もしくは(文脈によるが) zu meinen Eltern
それを義務だと思う etwas für eine Pflicht halten >gehalten
私の作った例文: Ich habe früher zu meinen Eltern das Neujahr verbracht. Das habe ich für meine Pflicht gehalten. |
2011年1月16日 (日)
そうそう、あの素晴らしいヴァリエテが閉鎖されたと最後に知って もんのすごくショック受けたのすっかり忘れて あまりの素晴らしさにスッカリはしゃいでしまっていたら 「閉鎖されてしまったんですよぉ~(矢羽々先生)」 すんごいショックー!(←も再放送)
...前回の放送についてはこれくらいにして、バウハウス。
私個人も、基本的にはバウハウス派といいますか、そんな派はないか、 デコラティヴなものよりは、ごくシンプルなデザインのものが好きです。機能重視の。 本当はデコラティヴなもの大好きなんですけどね。 でもこれを自分ち(自宅)に置くのは...と心を戒めて、財布の紐も締めて(笑)
とはいえ最近は 「シンプルなものの方が飽きが来なくてイイ」という私の考えも なるべくモノを増やさないようにするための口実に過ぎない気がして、たとえば ドイツのドームを見て感動した後に イタリアのドゥォモを見ると、全く違う感動が沸き起こるじゃないですか。
いつも真っ白な食器ばかり使っているので 美しい繊細な絵柄の入った食器を買う衝動を抑えるのが大変でした... (さっきデパートの調理器具の階に行ってしまった。Da gab es viele Ermäßigungen...!) |
2011年1月 9日 (日)
申し訳ございません、これから観るのですが、遅くなる前に、コッソリ、inoffiziell に、 来年度の「テレビでドイツ語」のご紹介をしちゃいま~す!!!
来年度のテーマは、 我が心の故郷:フライブルク(≧▽≦)☆ そしてなんとっ、 我が心の師匠:だにえる登場(≧▽≦)☆
どういう形での出演になるかは知らされていないのですが あの声と顔と腹を全国の皆様に楽しんでいただける日が来そうです、乞うご期待っ(^ー^)♪
(叱られるかな? ま、いっか!) |
2010年12月26日 (日)
この回は本放送時に観ていなかったようで。さらに トキオ・ホテルのインタビューって今年になってからの新作でしょうか? 全員すごく若いんですね!! んでもって日本のロックバンドと違って(違わないか...ヘンケンですな)
よくしゃべる!(≧▽≦)☆
インタビューでしゃべらないのって観ててヒヤヒヤするからキモチ良かったわー。
よくしゃべってカンジのイイところは違うけど(笑) トキオ・ホテルって、ルックスも音楽性も 日本のロックバンドに通じるものがありません? 自分自身が熱中していた20年前(!?)が懐かしい... とはさすがに思わなかったけど、なんとなく親しみやすい気がしたのは 単にグループ名がトキオ・ホテルだから、だけじゃないと思いましたよ。
さて、明日からしばらく冬休み... と思って1月号を見たら、明日以降も放送があるぅ!!(@0@)ぁぅぁ |
2010年12月19日 (日)
Flohmarkt。 なぜかフライブルクではお目にかかりませんでしたね。 野菜やお花を売っている Markt なら毎朝立っていたんですけど。 やっぱり本場ベルリンに行かなきゃダメでしょうかね。
本放送時はそれほど興味がわかなかった Flohmarkt と Currywurst ですが 久しぶりに観たらすっごく楽しそう&美味しそうだった。 そう、手が届かなくなった途端にムショーに恋しくなるのがニンジョー。
(どこどこでは) findet ~~~ Flohmarkt ~~~ statt. statt|finden の離れ具合、すごかったな~。まさに遠距離恋愛。
それと、ここ最近の私の口癖、出てましたね~:
ECHT!?
本当!? という訳になってましたが、実は我家では
マジで!? という言葉を口にすると相方が怒るのでこう言い直すんです:
ECHT!? |
2010年12月12日 (日)
Das Café. Der Kaffee. Als ich einen Kaffee wollte, sagte ich immer: "Einen Café, bitte!" 店ごと買い取る経済力の無い人(=私)はイントネーションに気をつけましょう。 Das Café. Der Kaffee. ま、通じるけどね、間違ってても。
マライさんが語っていた Eis-Café、先週の地区にもありました、とってもイイところが。 何がイイって、アイスが安い! 1スクープ70セントだったかな。郊外だしね。
しかし結局入りませんでしたね、Café には、ほとんど... 1 EUR = 170 YEN ではとてもじゃないけどムリでした(クドイ)。
しかし結構入ってましたね、マッ●やスタ●に、日本の学生さん達。 マッ●は日本みたいにお安くありませんし スタ●なんて相当高くツイてたはずなんですけどねぇ。 安心して頼めるからって言ってたかなぁ。それはわかるけど、でもねぇ...
そんなことより、せっかくドイツまで行って Café デビュー出来なかったかというと...
独りだからですよ!!! Ganz allein im Café、楽しいわけないでしょ!!!
とはいえ、帰国間近になるとさすがに腹も ザルツブルクやドレスデンでは平気でケーキ頼んでましたけどね(笑) Sacher Torte in Salzburg Baumkuchen Torte in Dresden そして忘れちゃならない、Schwarzwaelder Kirschtorte in Freiburg♪ |
2010年12月 5日 (日)
そう、こういう旧東独チックなインテリアに憧れてるんです、私!! 黄緑色とか黄土色とか、ホント、しびれます。 我家に採用するには、まだまだ、修行が必要ですけど...(感性の、ね...涙)
それはさておき、プラッテンバウ。 南独専門の私にとっては、なんといっても、Vauban地区です。 「ヴァゥバン」じゃなく、もっとフランス語っぽく、「ヴォンボォ~ン」...カタカナに出来ない(汗) ごく新しい建物なのでプラッテンバウと呼んでいいのかよくわからないけど 日本の計画団地とはひと味もふた味も違う、 ここになら住んでみたいと思わせる何かがありました。 So viel grün, oder? Und in der Nähe von der Haltestelle gibt es ein tolles Eis-Cafe! |