
2009年10月31日 (土)
映画 『わが教え子、ヒトラー』
Danke, WOWOW!
http://ja.wikipedia.org/wiki/わが教え子、ヒトラー http://de.wikipedia.org/wiki/Mein Führer - Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler
ということで久々の鑑賞。 これを観てエントリ1本書こうと決めていたのですけど...
何をどう語ればよいのやら。二度目だからこその迷い。
数々の対立要素も、実は互いを必要としている濃密な関係だったりする。 この構成の重厚さこそがドイツ映画の醍醐味のひとつ。
そして これ以上ないほど重く暗いテーマを扱っているのに、観客を笑わせようとする。 私の知っているドイツ映画は皆そう。多かれ少なかれ必ず「滑稽」を組み込んでいる。 日本映画には無い、なんというか、勇気...心意気...大胆さ...うーん、 なんと呼べばよいのかわからないけど、私はそこに、毎回、うなってしまうのです。
そこには「過去とどう向き合っていくか」という問題に対する 日本(人)とドイツ(人)との姿勢の違いが表れているのかもしれません。 |