2010年8月10日 (火)
Guten Tag! Wie geht's? 降ったり止んだり、庭の水遣りしなくていいのはいいんだけど 昇ったり降りたり、窓の開閉に階段ドタバタのまりんげです。
フライブルクのサマーコース生の皆さん、今頃どうしているかな。 コースが始まって約1週間、クラスにも慣れて楽しく過ごしているかしら。
3年目の夏(昨夏)、同じ寮になった現役 Studentinnen に私はこう言いました。
周りがガンガンしゃべるからっておとなしくしてたらもったいない ここはドイツ、 自分の殻を破るつもりでガンガン積極的にいかなきゃ
これを最も達成できなかった Japanerin が、何を隠そう、わたくしめでございました。
積極的になれるなれないは自分自身の問題であって クラスの雰囲気やメンバー構成の問題ではない。 2夏の経験を踏まえてそう信じていたけど、実際は違った。
日本人は Harmonie を重視する
英会話のレッスン中に言われて「イマドキそうかぁ!?」なんて思ったけど 自分のやっていたことがまさにそれであって
あー それ今あたしが言おうと思ったのに まー別にいっか こんなの辞書引けばわかることだし あ あの人が質問してくれた らっきー
自分が発言しなくても誰かが発言してくれる環境において こういうことが何度か重なると、発言すること自体が億劫になって行くのです。 自分が発言せずともレッスンは回る。そしてコースも終わる。つつがなく。
幸か不幸か(笑) 都内のレッスンでは図太い生徒ヌンマーアインスと成り果て 遠慮会釈も無くガンガン発言しまくっていますが、逆に...
なぜ皆ここで言わないの? なぜ皆ここで聞かないの?
クラス全体の空気を読みながら 発言回数のバランスを計算しながら 外国語会話レッスンという時間と場所に参加する日本人の謙虚さを 痛いほどわかっているはずなのに。
そう、結局のところ、そこに「自分の居場所」があるかどうか、なんです。
そしてそれは、日本では、自ずと「生じる」ものであっても 外国の、それも短期決戦の場では、自らの手で「勝ち取る」もの。
2年目、なんとなく「与えられた」自分の居場所とその居心地の良さは 3年目、そこになかった。勝ち取るためにはかなりの「無理」が必要だった。
3度目のフライブルクがゴガクを通じて私に与えてくれたのは ブンガク最大の命題:「自分とは何者か」だったのです。
あーいったいぜんたいなにがかきたいんだか (ー0ー;) zu feucht! |